SNSで話題!「#教えて消費レシピ」で食品ロスをなくそう!
こんにちは!
サンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーの藤野ことです。
外出の自粛要請が出て、家にこもることが多くなり、朝昼晩の食事づくりにお悩みの方も多いと思います。
「あれも作ろう、これも作ろう」と考えて購入したものの、アレンジが思いつかずに持て余したり、賞味期限が近づているのに使い切れなかったりする食材や調味料はありませんか?
そんな悩みを解消すべく立ち上がってくれたのがおせっかい料理人の関口幸秀さんです。
Twitterで「#教えて消費レシピ」というハッシュタグをつけて、消費に困っている食材を書き込むと関口さんが丁寧にレシピを答えてくれるというもの。
1万5,000以上のいいね!と6,000以上のリツイートとなるいわゆる「バズり」ツイートとなりました。
そこで今回は、関口さんに掲載許可をいただいたので、私がTwitterで質問して教えてもらったレシピを紹介したいと思います。
きっかけはTwitterの投稿から
皆さま、そろそろお気づきですよね??
— 【おせっかい料理人】関口幸秀 (@yukihide_lion) April 13, 2020
自炊が楽しくなってくると経験する共通の悩みがあることに。。
はりきって買ったは良いけど冷蔵庫の中で消費できない食材、調味料たち…
にんにく、豆板醤、アンチョビ、ナンプラーなどなど。
お任せください。お助けしますね#教えて消費レシピ
関口さんがこのような呼びかけをしたところ、リプ欄に本当に多くの質問が寄せられました。
クミン、花椒、コリアンダーシードなど、いかにも持て余しそうな食材や調味料を使って簡単にできるレシピを紹介してくれています。
私もこれまでに使い切れずに処分してしまった調味料は数知れず。
とはいえ、捨てるのはやはり罪悪感があります。
でも、使い切りたいけれど、どう料理したらいいのか分からないものってありますよね?
そういったものを美味しく料理できるようにしてくれるのが「#教えて消費レシピ」なんです。
「#教えて消費レシピ」で教えてもらった玉ねぎのレシピ紹介
「#教えて消費レシピ」が始まった頃、わが家に5kgの新玉ねぎが送られてきて、いろいろ調理したものの持て余しているところでした。
そこで私からも質問をさせていただきました。
このときに教えていただいたレシピは2つあります!
イタリア料理の「ソフリット」と「インサルサ」です。
あまり聞き慣れない名前ですが、玉ねぎの大量消費にはもってこいのレシピでした。
「ソフリット」と「インサルサ」のレシピ
あとは玉ねぎ一個に対してアンチョビ2枚とにんにく1/2カケ目安で↓
— 【おせっかい料理人】関口幸秀 (@yukihide_lion) April 13, 2020
玉ねぎとみじん切りのにんにくを茶色く炒め、アンチョビを潰しながら溶かし込めばイタリア北部の郷土料理にあるソース
「イン サルサ」が出来ます(冷凍OK)
普通だとビーゴリというパスタですが太めのスパゲッティでも美味しいです
実際に「インサルサ」を作ってみた
というわけで、実際に「インサルサ」を作ってみました。
あまりキレイな画像ではありませんが、新玉ねぎを炒めてから、アンチョビを投入。
(私は新玉ねぎを粗みじん切りにしましたが、薄切りのほうがいいみたいです)
新玉ねぎだと茶色くなるまでにかなり時間がかかるので先にレンチンしたほうがいいと、作った後に料理研究家の方から教えていただきました。
出来上がりは、こんな感じです。
新玉ねぎの甘みがよく引き出されて、今まで食べたことのない味のパスタでした。もちろん美味しいです!
3人家族のわが家では、新玉ねぎ4個とアンチョビの缶詰1つを使い切りました。
玉ねぎの大量消費にはもってこいです!
アンチョビが余っている方にもちょうどいいレシピですね。
まだ新玉ねぎが余っているので「ソフリット」にも挑戦したいと思います。
「#教えて消費レシピ」は200以上!
関口さんはイタリアンのお店「カステリーナ」の統括料理長というすごい人。
だからイタリアンのレシピばかりかと思いきや、いろいろな料理に詳しく引き出しの多さにビックリします。
たとえば、私がふるさと納税の返礼品に入っていた「クレソン」の料理に悩んでいたところ、こんなレシピを教えてもらいました。
クレソン美味しいですよね〜
— 【おせっかい料理人】関口幸秀 (@yukihide_lion) April 19, 2020
まずはクレソンだけサラダとか良いですね。ブルーチーズとクルミなどのナッツ類いれても良いです!
あとは大量消費なら
クレソン 300g
味噌 50g
みりん 50g
唐辛子 お好み
ごま油 適量
で味噌和え良いです
クレソンを炒めてクタクタに
というわけで、画像はありませんが、クレソンの味噌和えを作りました。
濃いめのお味で、ご飯が進みます。
息子もものすごい勢いで食べていました。
クレソンを味噌和えにするって、なかなか思いつきませんよね?
こんなふうにして集められたレシピは、関口さんのものだけですでに200以上あるそうです。
質問が増えすぎて回答しきれなくなったら、別のシェフやパティシエの方が助っ人に入って回答してくれています。
以前なら、料理人の方々は忙しくてこのような回答はできません。
休業せざるを得ない状況の今だからこそできることを!と考えてくださったんです。
「3食料理することを苦痛に感じるのではなく、教えて消費レシピを通じて、みんなに楽しく料理をしてほしい」という関口さんの強い思いが込められています。
家にある食材や調味料のレシピを知りたい場合は、「#教えて消費レシピ」で検索してみてくださいね。
あるいは関口さんのLINEに登録すれば、キーワードを入れるだけでこれまでに回答したレシピが自動で出てくるので便利です。
家庭内での食品ロス削減にきっと役立つと思いますよ。
◆記事を書いたのは…藤野こと
整理収納アドバイザー、ライター。資格を活かして、快適に過ごすための家事・収納の仕組みづくりを考案中。整理収納のノウハウと主婦の知恵を発信しています。