コク旨の秘訣は○○!シャキシャキ食感がたまらない無限菊芋きんぴら

2022/02/08
  • メディカルハーブ教室主宰、2児の母。食べ物や日用品など暮らしの中でみつけた良いものを発信。 もっと見る>>

メディカルハーブコーディネーター&スポーツフードアドバイザーでサンキュ!STYLEライターのあおきゆみこです。

私が自然食品店に勤めるようになってから知った食材の一つが、冬~春先にかけて出回る「菊芋」です。見た目は生姜のような形をした北アメリカ原産のキク科ヒマワリ属の多年生植物で、「天然のインシュリン」と言われるイヌリン(水溶性食物繊維)が豊富に含まれていることで注目されメディアなどでも取り上げられることが多くなった野菜です。
この菊芋、調理の方法によってシャキシャキからトロトロまで食感の変化も楽しめる食材でもあります。今回は菊芋のシャキシャキ食感を楽しむ一品をご紹介します。

シャキシャキ食感を引きたてるコク旨の決め手は「梅干し」

菊芋は加熱時間により、シャキシャキ→ホクホク→トロトロと食感が変化します。今回は短時間の加熱でシャキシャキ食感を楽しむ「無限菊芋きんぴら」をご紹介します。ホクホク食感を楽しみたいかたは揚げる調理、トロトロ食感を楽しみたいかたは炊き込みご飯がおすすめです。

材料(3~4人分)

菊芋 200g
こんにゃく 150g
唐辛子 1/2~2本(お好みで調整してください)
梅干し 1個
めんつゆ(濃縮タイプ) 大さじ2
みりん 大さじ2
料理酒 大さじ1
ごま油 大さじ1
いりごま 適量(お好みで調整してください)

作り方

1.菊芋は、たわしなどで軽くこすり洗いして土を落とし、2~3mm程度にスライスする。(皮つきのまま調理がおすすめですが、気になるかたは皮をむいてください)

2.こんにゃくは薄くスライスして食べやすい大きさに切り、あく抜き不要のものはそのまま、あく抜きが必要なものは茹でてあく抜きして使用する。

3.唐辛子は種をとり輪切りにし、梅干しは種をとり包丁で刻んでおく。

4.刻んだ梅干し、めんつゆ、みりん、料理酒を合わせておく。

5.フライパンにごま油と唐辛子を入れて熱し、菊芋、こんにゃくを入れて中火でさっと炒め材料全体に油がからんだら、4で合わせた調味料を入れる。
6.中火で3分程度炒め汁気がなくなったら、いりごまを加えて完成。

梅干しの酸味はほとんど感じず、さっぱりとしていながらもコク旨なきんぴらに仕上がります。また、梅干に含まれるクエン酸が唐辛子の辛さをやわらげると言われており、辛いものが好きなかたは2本くらい入れないときんぴらのピリッと感が味わえないかもしれません。私は唐辛子を2本入れていますが、比較的辛いものが大丈夫な小学6年の息子はおいしいと言って食べています。小学3年の娘は「ちょっと辛い」と言うので、子どもたちのお弁当に使う時は唐辛子を減らすようにします。

「無限菊芋きんぴら」は、菊芋のシャキシャキとした食感がクセになりお箸が止まらなくなるおいしさで、お弁当のおかずにもおすすめの一品です。

記事を書いたのは…あおきゆみこ
メディカルハーブコーディネーター&スポーツフードアドバイザー。育ち盛りの小6男子と小3女子の母。Instagramで少年野球弁当やハーブなどのベランダガーデニングを紹介しています。

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