外出が少ない人には〇〇アレルギーのリスク⁉用心すべきこの時期の大敵とは?

2021/07/26
  • 管理栄養士&食生活アドバイザー。5歳娘のママ。食と栄養に関する記事執筆、栄養相談をメインに活動中。 もっと見る>>

こんにちは。海に囲まれた島で育ち、Uターンをして島暮らしをしているサンキュ!STYLEライターのゆかりです。

筆者は、毎年夏になると家族で海水浴を楽しんでいるのですが、昨年から海水浴後に「あること」で悩まされるように…


この記事では、今まで何もなく過ごしていた人でも、ある日突然発症する可能性がある〇〇アレルギーについてご紹介します。

どんな状態で海水浴をしていたか?

暑くて天気のいい日こそ、絶好の海水浴日和!
曇っている時よりも、断然海の青さが映えて、海水浴気分も盛り上がりますよね。

紫外線も強くなるので、日焼け対策は必須。
帽子で覆いきれない顔、首の周り、デコルテには、しっかりと日焼け止めを塗り、紫外線をシャットダウン。水着は露出が多いタイプなので、上半身に長袖のラッシュガードを着用(画像参照)。足には日焼け止めを塗って、なるべく海水に浸かるように。

こんな感じで日焼け対策は万全かと思いきや、思わぬところに日焼け要素が残っていたことに、症状が出るまで気づくことはありませんでした…

翌朝から猛烈なかゆみが!

1時間の海水浴を終えて帰宅後、シャワーを浴びてもヒリヒリぜす日焼けをした実感はありませんでした。

翌朝、目を覚ますと徐々に背中にかゆみを感じるように…
筆者は、疲れが溜まるとじんましんが出ることがあるので、今回も疲れを溜めてしまったかな?くらいに思っていたのですが、時間が経つごとにかゆい部分が広がっていきました。

鏡を見てみると、腰から上にかけて線を引いたように広範囲の赤みが!


通常、じんましんが現れる時は、腕や足にまだらに腫れやかゆみが出ることが多いので、いつもと違うことは明らか。そして、線を引いたような赤みの境というのが、まさに衣服のウエストラインと一致。

この時になって、昨年と同じ症状の現れ方であることを思い出したのです!
昨年も海水浴翌日から、同じように線を引いたように太ももから下が赤く腫れて、数日間かゆみが継続。当時、海から上がって子供と砂遊びをする時間は数十分間ありました。変化が見られない部分は、水着のパンツで覆われた部分。赤くなった部分はそこから先の皮膚だけでした。

日光を強く浴びた部分にだけ、じんましんを引き起こしていたのです。


今年、赤みが現れたのは、水着のパンツのウエストラインから上。ラッシュガードを羽織った中には、胸部分をホールドするタイプの布面積の少ない水着を着用。ラッシュガードを羽織ってジッパーも上まで上げているからと、胸や背中には日焼け止めを塗っていませんでした…

日焼け対策は何重にもするべし!

日焼けに逆らう女性のイラストセット
ankomando/gettyimages

日光の刺激によって引き起こされる症状は、大きなくくりで【光線過敏症】や【日光アレルギー】と呼ばれます。

これらは、とにかく紫外線を肌に当てないようにするのが一番の対策となります。いくら「紫外線〇%カット」などの素材であっても、完全に肌へのダメージは避けられません。長時間日差しを浴びる環境に出る場合は、薄い衣服で覆われた部分の下にも日焼け止めを塗っておくべきだったのです。


一昨年までは、徹底して紫外線対策をしなくても、日焼けしちゃったな、で済みましたが、年々体は変わっていくもの。特に、昨年からは自宅で仕事をすることが多く、子供の送迎時にしか外出しない日も増え、紫外線を浴びる機会が少なくなっていました。それが、筆者の場合は日光アレルギーに繋がってしまったと考えられます。

私たちは、上から降り注いでくる以外にも、地面や水面などを反射した紫外線も多く浴びています。普段、外出が少なくなっている人は、うっかり日焼けくらいでは済まない可能性もあるので、より一層、全身の紫外線対策に気を遣うようにしてみてはいかがでしょうか?



★この記事を書いたのは・・・

管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
年長女の子のママ。食材記事の監修、食育サイトの栄養相談や献立作成などで活躍中。
食べること、料理することが好きなワーカーホリックです。

<参考サイト>

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