
ズッキーニは「生のまま」食べてみて!おいしく食べるコツや注意点、おすすめの食べ方についてご紹介
こんにちは。野菜好きのサンキュ!STYLEライターのゆかりです。
みなさんは、「ズッキーニ」をどうやって食べることが多いでしょうか?
炒めたり煮込んだりという調理が一般的と思われていますが、じつは生のまま食べることができるんです。
この記事では、管理栄養士である筆者が、ズッキーニを生のままおいしく食べる方法についてご紹介します。
選び方、保存方法、注意点についても触れているので、参考にしてみてくだささいね!
おいしくズッキーニを食べるために

ズッキーニを生で食べるのであれば、育ちがいいものを選び、食べるまでなるべく鮮度を保ちましょう!
一般的には太さが均一で、皮に傷やへこみがなく、ツヤがあって色が濃いものがよいとされていますよ。新鮮なものは、ヘタなどの切り口に水分がつくほどみずみずしくなっています。
もし、すぐに使わない場合は、販売されていたポリ袋に入れたまま野菜室でも構いませんが、1本ずつラップに包んでおくと乾燥を防げます。みずみずしい味わいを期待するのであれば、ひと手間かけて保存してみてくださいね。
ズッキーニを食べる時の注意点
もし、ズッキーニの一部を食べてみて苦味を感じた場合には、気を付けましょう。
ズッキーニなどのウリ科の植物には、苦味を感じる「ククルビタシン」という成分が含まれています。本来は観賞用のウリ科植物に多く、品種改良したものには少なくなっているのですが、まれに多いものが混じってしまうのだそう。
多量にとってしまうと腹痛や下痢、嘔吐などの食中毒が起こることもあります。この苦味は加熱しても消えないため、あまりにも苦すぎる場合はそのズッキーニは食べないようにしてくださいね。
幅広い食べ方でズッキーニを楽しんでみて!

ズッキーニは、皮に硬さを感じる場合があるため、生で食べる場合は薄い輪切りが基本です。スライサーを使うか、包丁で切っていきましょう。
ズッキーニには、皮が緑色のものと黄色のものがあるので、どちらも手に入るのであればより華やかな仕上がりになりますよ。
サラダの具材として使ってもいいし、塩もみしてきゅうりのような使い方をしても◎ポン酢とツナで和える、粉チーズと塩こしょうを振る、市販のドレッシングをかけてナッツを散らす、といった組み合わせもおすすめですよ。
もしドレッシングがない時は、酢小さじ1、砂糖小さじ1/3、塩2つまみ、すりおろしにんにく(チューブ可)少々、オリーブオイル小さじ1を混ぜたものを使ってみてください。15㎝くらいの小さめなズッキーニであれば、これくらいの調味料で楽しめましたよ。もちろん、お好みで加減してもOK。
炒めたり煮たりしたものとは違う、生食ならではの食感が楽しめ、レシピのバリエーションがぐっと増えるズッキーニ。ぜひ、一度は生のまま味わってみてくださいね!
参考サイト
★この記事を書いたのは・・・管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
小学生女児のママ。食べること・料理をすること・喋ることが好き。講師、食材記事の執筆・監修、食育サイトの栄養相談や献立作成などで活躍中。個人で食育イベントの実施や、YouTubeチャンネルを運営しています。