おいしくて腸活にも役立つ【レトルトスープ】を発見!管理栄養士が有効成分を詳しくチェック&食べ比べ!
こんにちは。健康成分をプラスした商品が気になる、サンキュ!STYLEライターのゆかりです。
便秘で悩むほどではないけれど、もっとお通じがスッキリしたら代謝が良くなるのになぁ……
そんなことを考えるのは、筆者だけではないはず。
なんとなくスッキリしないとき、手軽においしく普段の食事に取り入れるだけで改善できたら嬉しいですよね!
この記事では管理栄養士である筆者が、腸活に役立つ温めるだけでおいしい「レトルトスープ」をご紹介します。
2種類の人気の味を食べ比べてみた感想や、どんな成分が入っているのかについても触れているので、参考にしてみてくださいね。
ドラッグストアで発見!
ドラッグストアに行くとき、欲しいものがあってそのコーナーだけを回ったらすぐに会計してしまうことが多いのでは?
筆者もそうなのですが、たまたま時間があったのでじっくりと食料品コーナーを回ってみたら、スープコーナーで気になる商品を発見!
三菱食品株式会社から発売されている「Happiness腸活 ユッケジャン」と「Happiness腸活 ソルロンタン」です。
『食べるをかえる からだシフト』というブランド名で、すでに60種類ほどのラインナップが出ているうちの2種類でした。
ドラッグストアだけでなく、コンビニエンスストアやスーパーでも販売されているのだとか。
パッと見はおいしそう、と思って手に取ったのですが、1袋100kcalほどで食物繊維や乳酸菌も多く入っていることがわかり、試してみることに!
それぞれの役割、期待できる効果、含有量は?
食物繊維について
食物繊維は、1日18~64歳以上の男性で21g以上、同じく女性で18g以上が健康維持のために必要とされています。(日本人の食事摂取基準2020年版 参照)
しかし、直近の国民健康・栄養調査の結果では、どちらにも不足しているというデータが……。
そのため、食事の内容を見直して野菜・海藻・きのこの割合を増やすか、何かしらで追加摂取する必要があるといえるのです。
不足すると、便秘はもちろん、そこから痔や大腸がんにつながることも。
ほかにも、糖尿病などの生活習慣のリスクが高まることも考えられます。
「Happiness腸活 ユッケジャン」、「Happiness腸活 ソルロンタン」には、それぞれ8.8g、9.1gの食物繊維が含まれているので、1食分で不足を補うのに役立ちます。
乳酸菌について
乳酸菌は腸内の悪玉菌の増殖を抑える働きがあり、腸内環境を整えるために食物繊維とともに必要な成分です。
効果的な摂取量は、100億個といわれています。(もっと多いという説もあり。)
一般的な食品では、水キムチ、本場の発酵キムチ、ぬか漬けなどにとくに多く含まれていますが、あまりこれらを食べる機会がないと不足してしまう可能性が……。
ただし、「Happinesse腸活」シリーズに含まれているのは単なる乳酸菌ではなく、森永乳業が独自で開発した乳酸菌で、その摂取目安量は10億個。
そのため、1日に1袋食べるだけでも効果が期待できるといえるのです。
食べ比べてみると……
電子レンジでそれぞれ温め、器に盛って食べ比べた結果はつぎのとおり。
(以降、ユッケジャン……ユ、ソルロンタン……ソと表記。)
・見た目
ユは鮮やかな赤色で、牛肉や野菜が入っているのがよく見える。
ソは白濁したさらっとした感じで、牛肉と、スープにほぼ同化した春雨が見える。
・具の量
ユは使われている野菜の種類が多いためか、全体的に多く入っているように感じた。
ソは固形の原材料が少ないためか、見た目は少なく感じたが、食べると見た目以上に多く感じた。
・味わい
ユはコチュジャンや唐辛子が使われているだけあって、ピリ辛。ごはんがよく進む味付けで、思わずスープごはんにしてしまうほど。
ソはマイルドな口当たりで辛みはない。こちらもごはんと相性がよく、ほかの料理とも組み合わせて食べやすそう。
・子どもの反応
ユは辛さに敏感な小学生には向かなかった。辛味はほどよいので、よほど苦手でなければ食べやすい人は多そう。
ソはうま味が強く効いているためか、子どもは進んで口にしていた。野菜を混ぜて出しても、食べやすそうだった。
スッキリしたい時にはお試しあれ!
ヨーグルトやオリゴ糖入りなど、腸活に向く食品はいろいろとありますが、それを続けてみてもイマイチ……
そんなときには、普段の食事の汁物をご紹介したスープに置き換え、試してみては?
このほかにも、同じシリーズで食物繊維とオリジナル乳酸菌を含んだ「きのこのポタージュ」もあるので、ぜひスープコーナーをチェックしてくださいね。
★この記事を書いたのは・・・
管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
小学生女児のママ。食べること・料理をすること・喋ることが好き。講師、食材記事の執筆・監修、食育サイトの栄養相談や献立作成などで活躍中。個人で食育イベントの実施や、YouTubeチャンネルを運営しています。