
たったコレだけで苦手な「パスタ料理」が得意に大変身!取り入れたコツとおいしくなった理由とは?
こんにちは。パスタ料理がどうもおいしくつくれなかった、サンキュ!STYLEライターのゆかりです。
スパゲッティやマカロニなどの小麦乾燥品を使ったパスタ料理。お店のようにおいしくつくれず、自炊でつくるのはできるだけ避けていたのですが、あるきっかけからおいしくつくれるように!
この記事では、管理栄養士である筆者が、最近になってパスタ料理がおいしくなったコツと理由をご紹介します。
とくに困っていないけれど、よりおいしくつくってみたい人も役立つ情報があるかもしれませんので、参考にしてみてくださいね。
パスタ料理がイマイチだった過去
ゆでてレトルトのパスタソースをかけるだけで仕上がるので、簡単なイメージがあるパスタ料理。
でも、レトルトを使わずにソースを手づくりするとなると、途端にハードルが上がるイメージはありませんか?
ソースを手づくりしてゆでたスパゲッティを絡めるのですが、なぜかイマイチ……。スパゲッティ自体が思った加減にならなかったり、ソースとの絡みがうまくいかなかったり。そういったことから、料理教室を運営しているにもかかわらず、筆者にとってはパスタ料理が苦手ジャンルだったのです。
コツを抑えておいしくなった現在!
そんな時に、友人のイタリアンシェフにつくりやすいレシピを教えてもらい、忠実にそれに沿って調理してみたら驚くほどおいしい仕上がりに!
たまたまかもしれない、とその後連日同じようなつくり方で試してみても、毎回満足の結果◎
スパゲッティの食感がよくなったのはもちろん、ソースの絡みも改善。毎日でも食べていいと思えるくらい、筆者のパスタ料理の腕が上がったのです!
実践したレシピの要点は、つぎのとおり。
A:スパゲッティをゆでる湯の量に対して、10%の重さの塩を計量して加える。
B:スパゲッティはパッケージの表記より1分短くゆでる。
C:ゆでたスパゲッティの湯をソースに加える。
D:ゆでたスパゲッティをソースのフライパンに移し、1分以上混ぜながら煮詰める。
以前とこれらを変えただけで、おいしさが一気に変わったのです。
「パスタ料理」を得意メニューにしちゃおう!
もしかしたら、このような説明のレシピも多いかもしれませんが、適当につくっていた人はぜひ見なおしてみて!それぞれ、つぎのようなメリットが考えられますよ。
A:湯に対してかなり多めの塩を加えるのは、ゆでた後にコシが出て歯ごたえがよくなることが期待できるのだとか。
B・D:トータルで表記の時間を超えればOK。けれども、それより短いと芯が硬めになることも。煮詰めつつ1本味見をし、好みの加減で火を止めると味も少ししみやすく、ソースの量が少なくても全体に味がからみやすくなりますよ。
C:ゆでた湯には、スパゲッティから小麦粉の一部が溶け出していて、乳化作用を持っています。ソースに使われるオリーブオイルなどの油分は、具材の水分と一緒に存在していることが多いです。そこへ乳化作用が働くと、全体的になじみやすくなり、スパゲッティへの絡みもアップ。
1人分につき、お玉1/2杯くらいを加えます。ゆでたパスタにソースが絡めるくらいを目安に追加してみてくださいね。ただし、ゆでた湯には濃い塩味がついているので、ソースの味付けは湯を加えた後に整えるのが◎
これらのコツを抑えて、ワンランク上の「パスタ料理」を楽しんでみてはいかがでしょうか?
★この記事を書いたのは・・・管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
小学生女児のママ。食べること・料理をすること・喋ることが好き。講師、食材記事の執筆・監修、食育サイトの栄養相談や献立作成などで活躍中。個人で食育イベントの実施や、YouTubeチャンネルを運営しています。