知らずに使っていると危険?塩分摂り過ぎに繋がる、今すぐ見直すべき調味料【3種類】

2021/07/04
  • 管理栄養士&食生活アドバイザー。5歳娘のママ。食と栄養に関する記事執筆、栄養相談をメインに活動中。 もっと見る>>

こんにちは。最近は、料理研究家みたいな仕事が増えてきている、サンキュ!STYLEライターのゆかりです。

保育園給食の献立を考えたり、栄養計算をしたり、メニューの試作を繰り返したり、毎日の食事作り以外でも料理をする機会が多いのですが、その時に食品成分表に記載されている食品名と実際に使用する食品名が合致しないことがあります。
(例えば、砂糖は上白糖、鶏がらスープの素は顆粒中華だしを選ぶなど)

その中で、似たような名称で塩分量に大きな違いがあるものもいくつかあり、違いを知らずに同じものだと思って使っている人もいるのではないか、と感じました。


この記事では、管理栄養士である筆者が、間違えやすい調味料の見分け方と、上手に利用する方法について紹介しています。

どんな調味料を使っていますか?

和食を作ることが多いご家庭では、醤油、味噌、みりん、酒、酢といった調味料が揃っていることが多いのでは?

米や大豆などを利用して作られるこれらの調味料は、和食で育ってきた人にとっては欠かせない調味料ともいえますね。原材料や発酵時間によって、味噌、醤油、酢などの色や風味が大きく変わることは知っていても、みりんや酒はどれも似たようなものだと思っていないでしょうか?

実は、知らないうちに、全然中身が違うものを使っている可能性が…

【みりん】・【酒】・【酢】をチェック!

みりんと酒は、主に米を使って作られています。そこへ麹などを加えて発酵させると甘味やうま味が生まれ、料理のおいしさや仕上がりを良くしてくれる調味料です。

昔ながらの製法でシンプルな原材料のみで作られるみりんと酒は、どちらも酒類に分類。酒税法上の対象でもあり、店舗によっては調味料コーナーではなく、酒類のコーナーに並べられていることもあります。


それとは別に、酒類の対象から外すために、アルコールとして飲用できないように加工したみりんや酒があることはご存じでしょうか?

アルコールとして飲用できなくなる方法というのは、食塩を加えること。
つまり、酒類に該当しないみりんと酒には、食塩が含まれているものがあるのです!


これとは別の理由で、酢には食塩が加えられている「調味酢」があります。いくつもの調味料を混ぜないと作れない味が、あらかじめ調合されている状態になってるのです。
かけるだけでマリネや酢の物が簡単に作れるなどとして、使っている人もいるのでは?

米酢、穀物酢、りんご酢などのように、食品表示欄に「〇〇(原材料名)酢」が表記されていれば、食塩が含まれている心配はありません。

原材料の表記を確認して選ぼう!

筆者が使用している調味料の名称を食品表示欄で確認したところ、みりんは酒類にあたる「本みりん」、酢は「りんご酢」であったのに対し、酒は食塩の添加された「料理酒」となっていました。

手持ちの料理酒の食塩含有量は、大さじ1杯につき0.3gと微量ではありましたが、例えば料理酒を大量に使う煮物を作る場合、食塩の有無によって仕上がりの味にも差が出るということ。
(料理酒100mlであれば、約2gも食塩が加わります)


料理を作る際に参考にする雑誌やインターネット上のレシピ。
その材料に「本みりん」・「酒」・「〇〇酢」と書いてあるのに、ご家庭にみりんタイプ調味料、料理酒、調味酢しかない場合は、塩分を含む他の調味料を減らして味を調整する必要があります。


<まとめ>
●「みりんタイプ調味料(醸造調味料)」、「料理酒(醸造調味料)」、「調理酢」 → 食塩に注意

●「本みりん」、「みりん風調味料」、「料理清酒」、「〇〇酢」 → 心配なし

同じ食品名であっても商品ごとに含まれる食塩量に差があるので、購入前や使用前に必ず食品表示を確認するようにしてみてくださいね!

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