【葉付きのかぶ】があったら、絶対つくって!消化酵素がたっぷりとれる、管理栄養士お気に入りのカルパッチョ風サラダ

2024/01/06
  • 管理栄養士&食生活アドバイザー。5歳娘のママ。食と栄養に関する記事執筆、栄養相談をメインに活動中。 もっと見る>>

こんにちは。野菜不足にならないよう気を付けている、サンキュ!STYLEライターのゆかりです。

鮮度がいいと葉付きの状態で売られているかぶ。
みなさんは、かぶの葉はどのようにして食べているでしょうか?

この記事では、管理栄養士である筆者が、葉付きのかぶを丸ごとおいしく食べるレシピについてご紹介します。
また、保存する場合のポイントについても紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

手に入ったら、まずすること!

かぶに限らず、にんじん、大根なども、鮮度がいいうちは葉付きで売られることがあります。
葉が付いた状態のまま長く置くと、根に含まれている水分や栄養が葉へ吸い取られ、しおれたり味が落ちてしまうことに……

それを防ぐために、収穫後すぐに葉を切り落として流通させることが多いのです。(もしくは、葉付きで売られているものを途中で切ることも。)

そのため、もし葉付きで手に入れることができたら、まずは「葉と根を切り離す」ことが大切!
すぐに食べ切るのであれば問題ありませんが、少しづつ保存しながら食べるのであれば、葉と根を分けておくことでおいしさを長持ちさせることに役立ちますよ。

もちろん、保存は冷蔵で、ポリ袋などに入れ空気を抜いて密封しておくこともお忘れなく。

葉付きのかぶは、こうやって食べる!

筆者は、葉付きのかぶを見つけるといつもつくるのが「カルパッチョ風サラダ」です。

火を使わず、シンプルな調味料でササッとつくることができ、かぶの甘さや食感が堪能できるお気に入りのレシピとなっていますよ。
材料とつくり方は、次のとおり。

<材料>
・かぶ(根)・・・1個
・かぶ(葉)・・・お好きなだけ
・塩・・・小さじ1/2くらい
・オリーブオイル・・・小さじ1くらい
・レモン汁・・・お好きなだけ
・塩こしょう・・・適量

<つくり方>
1. かぶ(根)は洗って皮ごと薄く切る。かぶ(葉)は洗って水気を切り、細かく刻む。
2. 刻んだかぶ(葉)に塩を振ってもみ、しんなりしたら水気を絞る。
3. 皿にかぶ(根)を広げ、かぶ(葉)を散らす。
4. 盛り付けたかぶ全体にオリーブオイルとレモン汁を回しかけ、お好みで塩こしょうを振りかけたら完成!

鮮度のいいうちにつくってみて!

塩こしょうの代わりに、ハーブソルトなどを使ってもOK!

オリーブオイルやレモン汁はほかの種類に変えたり、にんにくを加えてアレンジするのもいいですね。(ごま油、サラダ油、穀物酢、バルサミコ酢など)
酸味が苦手な場合は、ハチミツや砂糖などを少し混ぜてから回しかけると食べやすくなりますよ。
また、調味料の分量は、かぶの大きさに応じて調整するので、お好みで増減してみてください。

ちなみに、生のままのかぶ(根)を食べることで、消化を助けてくれる酵素もそのまま取り入れることができます。皮にも栄養が含まれているので、きれいに洗ってそのまま使いましょう(傷があれば、そこだけむけばOK)。

胃腸が疲れていたり、食べ過ぎが続いたときなどには、ぜひ積極的に取り入れてみてくださいね!



★この記事を書いたのは・・・

管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
小学生女児のママ。食べること・料理をすること・喋ることが好き。講師、食材記事の執筆・監修、食育サイトの栄養相談や献立作成などで活躍中。個人で食育イベントの実施や、YouTubeチャンネルを運営しています。

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