勉強したのに子どもの成績が下がった!そんな時にやってみるとよいこと

2024/06/29
  • 子3人のフルタイムワーママで、整理収納アドバイザー&時短家事コーディネーターです。もっと見る>>

こんにちは、3人の子持ちワーママで、整理収納アドバイザー兼時短家事コーディネーター®Expertのkaehalonです。

我が家の双子は中学1年生。中学校初の中間テストの結果は3点差でした。性格も好みも全然違うのにこんなに近しい点を取ってくるとはとさすが双子と思っていたのですが、期末テストは5教科で34点差、9教科で48点差と大きな差が出てしまいました。
※1教科50点満点、副科は30点満点のものもあり

中間テストと比べて双子の一人の集中力が下がっていたことは明らかでしたが、同じ時間勉強しているだけにどう声をかけるのが正しいのかわかりませんでした。そこでやってみたのが「簡単失点分析」。出た結果を見て本人もびっくりと同時に安堵。次のステップが見えて気持ちがスッキリとし、一気に切り替えることができたのでご紹介したいと思います。

点数が悪かった原因

点数が上がらなかった原因には、集中力の低下、勉強時間の不足、繰り返しの問題演習が足りなかったこと、解けなかった問題の解き直しが不十分だったことなど複合の要因が考えられます。

その要因をシンプル化させるために失点を4つに分類してみました。分類:①計算ミス、凡ミス ②漢字表記ミス、スペルミス ③理解が不十分、読み間違え ④知識不足

①の計算ミスや凡ミスは注意することで無くせる失点、②の漢字表記ミスやスペルミスは基礎学習不十分による失点、③の理解が不十分、読み間違えは習熟度不足による失点、④の知識不足が勉強不足による失点となり、①<④で失点の取り戻しの難易度が上がります。

簡単失点分析をしてみた結果

理科のみ時間内に解ききれなかったため時間不足という例外が発生していますが、今回一番点数が悪かった数学では計算ミス・凡ミスが11点。5教科合計でなんと単純ミスで17点も落としていたことがわかりました。ミスはミスなのですが、転記ミスやー(マイナス)や単位の付け忘れなど、注意深く解いていれば落とさなくても良い失点が多かったというのがわかったのは僥倖でした。

自宅学習の習慣は現在構築しているところ。部活や休息の時間なども必要なので勉強時間を一気に増やしていくのはあまり現実的ではありません。その上で理解不十分・知識不足が大半となると、大きく勉強方法を見直す必要がありますし、同じ時間勉強をしている双子の一人が成績を上げているだけに、自分に自信を失くして勉強へのモチベーションを下げてしまいます。

教科ごとに落とした理由を明確に視覚化したおかげで、取り組むべき教科と内容もクリアに。テストの点を落としてショックを受けていた娘もやっと笑うことが出来ました。

目に見えない不安は可視化してスッキリさせよう!

子どもが勉強したけれど悪い点を取ってきた時に試してみて良かった「簡単失点分析」をご紹介しました。色んな要因が考えられる中、ざっくりと失点レベルを可視化するために4分類にしてみました。

失点をした場合、なぜ失点したのか、その理由やその答えはどこを勉強していたらわかったのかというのは勉強のできる子は瞬時にやっているテスト分析かと思います。失点が少なければすぐに出来ますが、失点が多いほど手間になるので分析を怠ってしまいがち。我流ですがこの分析方法だと4分類にするだけなのですぐに実行できて親も子どもも負担が少ないです。結果、次のステップが見えて気持ちがスッキリとし、一気に切り替えることができたので、可視化の重要性を痛感しました。

今回はテストの失点分類を試してみましたが、これはテスト以外にも応用可能です。目に見えない不安は4~5分類にレベルわけして点数化すると、可視化されて不安のモヤが晴れて視界がスッキリするのでおススメです。

■この記事を書いたのは・・・kaehalon
3人の子どもをもつワーママ。整理収納アドバイザー1級、時短コーディネーター®Expertの資格を持つ。忙しい毎日を心地よく過ごすために、時短家事、収納、片付け、お気に入りアイテムなどについて発信中。

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