中学生の子どもに親が勉強を教えるメリットとデメリット!

2025/01/12
  • 子3人のフルタイムワーママで、整理収納アドバイザー&時短家事コーディネーターです。もっと見る>>

こんにちは、3人の子持ちワーママで、整理収納アドバイザー兼時短家事コーディネーター®Expertのkaehalonです。

今年中学校に入学した我が家の双子の姉妹。小学6年生の頃から何度も塾に入るか入らないかは話し合っているので、子ども達の希望に沿って「塾無し・自宅学習」で進めています。自分自身が子どもの頃、親に干渉されたくないタイプだったので、元々は全く子どもの勉強に手を出すつもりはありませんでした。けれど、中学1年の冬には英語についていけなくなり、一から勉強し直すのにものすごく時間がかかった経験から、英語だけは入学当初から予習に付き添っていました。結果付き添った教科の成績が自然と上がっていくため、今では私が英語と理科を、主人が数学の勉強をみています。
最終的には自主学習法を確立し、自分で学習計画を立てて自分たちの力で進めていって欲しいとは思っていますが、塾に入れば先生がやってくれることを、塾に入らないのならば親が補わないと不足が出ると感じているのも確か。
そこで、中学生の子ども達に親が勉強を教えることのメリット・デメリットを考えてみました。

親が勉強を教えるメリット

コスパ・タイパが良い

親が勉強を教えることでの一番のメリットは塾代がかからないことだと思っています。また送迎が必要ないため親も負荷が少なく、子ども達も塾に通う時間を勉強に当てることができます。学習計画を自由に組むことができるのでスケジュール管理がしやすいのも利点です。

ペースを合わせられる

次に感じるメリットはペースを合わせられることです。塾は必ずしも通っている学校・先生の授業の進度に合わせて勉強を進めているわけではありません。またマンツーマンの家庭教師でなければ、個人のペースに合わせるのは困難です。親が勉強を教えている場合は授業の進捗度合いと子ども達の理解度に合わせて勉強を進めることができます。体調や勉強以外のスケジュールも見ながら微調整をかけられるのが良い点です。

関係性が近くなる

親が勉強を教えるということは、自然と子ども達と関わる時間が増えることになるため関係性が近くなります。子ども達に必要なもの・ことに気づくのも早くなるので、適格なタイミングでアドバイスをすることができるようになります。また自然と共通の話題も増えるため、会話の量も増えていきます。

親が勉強を教えるデメリット

勉強法が異なる

子ども達の勉強を教えていると自分の時と異なる勉強法や名称が出てきます。例えば小学5年生で習う速さの公式の「はじき」と「みはじ」。同じエリアなので地域差はないはずなのですが、私は「はじき(速さ・時間・距離)」で習い、子ども達は「みはじ(道のり・速さ・時間)」で習っています。どちらでも問題ないのですが、過去の経験から教えると子ども達に混乱を生じさせる可能性が出てきます。

感情的になりやすい

子どもに付き添い勉強を教えることを、小学校の時は進んでやらなかった最大の理由がお互い感情的になるからでした。親も相手が子どもだと思うとどうしても「どうしてわからないの?」となりがちですし、子どもの方も先生ではなく親だと思うと反発して口にも出やすくなります。

親のフリータイムロス

見守るだけでなく一緒に勉強するとなると子ども達と過ごす時間が増える一方、親のフリータイムが激減します。平日は朝から長女・次女と英語の学習をしてから、朝ごはん。子ども達を見送って家を片付けたら仕事へ行き、帰ってからは長男の宿題に付き添って、娘達の自主学習に付き添った後には全くフリーの時間は残りません。この付き添いはいつまで続くのかと思うと、ちょっと気が遠くなるのも事実です。

親が勉強を教えることはメリットもデメリットもあるけれど

中学生の子ども達に親が勉強を教えることには、メリットもデメリットもあります。現段階ではメリットがデメリットを上回っているというのが我が家の結論です。子ども達が自分達でやると言い出せば手を引こうと思ってはいますが、現状子ども達自身も親に勉強を教えてもらうことで学習に良い影響があると判断している様子です。
いつまでも親が勉強を教えてあげられるわけではないので、高校では自分たちだけで自主学習を進めることができるように、その下準備を中学の間にしてあげられれば良いかなと思っています。

■この記事を書いたのは・・・kaehalon
3人の子どもをもつワーママ。整理収納アドバイザー1級、時短コーディネーター®Expertの資格を持つ。忙しい毎日を心地よく過ごすために、時短家事、収納、片付け、お気に入りアイテムなどについて発信中。

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