薬の収納はどうしてる?必要な時にすぐ取り出せる収納を作るコツ♪
こんにちは。整理収納アドバイザー兼子3人ワーママのkaehalonです。
今回の汚部屋レスキュー!は薬箱です。薬箱というと木でできた緑十字のマークのついた箱を思い出す方が多いのではないでしょうか?学校や会社でも薬箱は1ボックスで置かれているところが多いです。けれど、この1ボックスというのは本当に使いやすいのでしょうか?グルーピングは大切ですが、用途と使う場所で分けるともっと使いやすくなったりします。その点を踏まえて収納アドバイスをしていきたいと思います。
収納の準備体操
16番の写真の薬箱の場合は、モノがいっぱい詰まってます。お悩みは最初は整頓されていたけど、いつの間にか物がいっぱいとのこと。まずは中身のスリム化が必要です。消費期限切れのものがたくさん詰まっていると思うので、1つ1つチェックしてみて下さい。中身は半減できると思います。
17番の薬箱の場合は、とても中身がすっきりしていますね。お悩みは塗り薬が横向きなことと体温計が立てて入らないことだそうです。これは蓋をしようとするからのお悩みだと思うのですが、蓋は必要でしょうか?蓋をしないという選択肢も考えてもらえればと思います。
薬箱というと、1つにまとめないとと思われる方が多いと思うのですが、そうでしょうか?2ヵ所に分けて収納している我が家の薬ボックスを例に紹介したいと思います。
薬箱の置き場所(1)キッチン
1つ目の薬箱はキッチン戸棚の中です。キッチンに立っていて振り返れば出せるので、この場所はとても便利です。
片手で出せるセリアのボックスにラベリングをして収納しています。
中身は飲み薬。体調が悪くなれば病院にすぐ行きますが、子供たちの急な体調不良に対応すべく、病院でもらった整腸剤、解熱剤、吐き気止めの最新の1回分は必ず保管しています。人別でクリップを作っているので、仕切りとクリップで誰の薬かわかるようにし、現在飲まないといけない薬がある場合はすぐに1つ1つ切り取ってすぐ飲めるように準備しておきます。これをしておくだけで、飲むたびの手間が大分省けます。
飲み薬に必要なモノは、コップと水。そう考えると、キッチン吊戸棚に収納している理由がわかって頂けると思います。
薬箱の置き場所(2)リビング
2つ目の薬箱はリビング廊下収納の中。こちらは子どもたちでも自分で取れるように、中段の棚上に置いています。
中身は子どもたちの塗り薬、体温計、鼻血が出た時に使う鼻ぽん、バンドエイド、鼻吸い器などなど。それぞれ個包装されている物ばかりなので、衛生的には問題ないと考え、取り出しやすさを優先してオープン収納にしています。
バンドエイドなどは箱は捨てて、必要な説明部分だけカットして入れて、スリム化させています。見栄え重視の入れ替えは手間もかかるし、子供たちにわかりづらいので採用していません。
塗り薬や体温計などは、リビングのソファに座って使うことが多いのでリビング廊下収納に。使う場所に近くて、すぐに取り出せるので「ママ~!」って呼ばれることもなくて楽ちんです。
まとめ
薬箱というと、1つにまとめて、蓋があって、というイメージが強いと思うのですが、家族が使いやすいのが一番です。自分の家に合う最適収納は、用途と使う場所でグルーピングすると出来上がります。場所は2つや3つに別れてもいいし、蓋もなくてもいい。引き出し収納でもボックス収納でも良いのです。いつも綺麗に、家族がいつでも簡単に取り出せる状態になっているのが一番!それができる場所は家庭(間取り)によって違ってくるので、一度薬箱はこうあるもの!という固定概念を捨てて、家族みんなが使いやすい収納を考えてみて下さいね。