出しっぱなしでOK!子どもに片付けなさいと言わなくてよい収納の仕組み
こんにちは、小学4年生の双子の女の子と4歳の男の子の3人の子持ちワーママで、整理収納アドバイザー兼サンキュSTYLEライターのkaehalonです。
何度言っても片付けない。保育園や学校では片付けができるのに、どうしておうちでは出来ないのってイライラしていませんか?
子ども達は家ではリラックスしているので緊張感のある保育園や学校と同じようにできないのは仕方ないことですが、ぜひおうちでも実践してもらいたいですよね!
そこで子どもたちに片付けなさいと言わなくてよい収納作りについてご紹介したいと思います。
見てわかる収納
子ども達に片付けをしてほしいと願う場合、まず「見てわかる収納」が大切になります。「見てわかる収納」というのは、文字通り目で見てどこに置くかわかる収納なのですが、ポイントは明らかであることと数を厳選することです。
何も触らなくても見える状態であり、余計なものと一緒になってゴチャゴチャしておらず、指定席が明らかであれば子ども達はちゃんとお片づけをすることができます。
指定席が決まるとついいくつも重ねて置きたくなるものですが、そこはグッと我慢して数を厳選してあげるとより子どもにとっては戻しやすい収納になります。
ざっくりとした収納
子どもの収納に大人と同じような細かな収納方法や区切りをすると、うまくいかない可能性が高くなります。もちろん年齢が上がるとともに出来るようにもなってきますが、そもそも子どもにとって片付けというのはやって楽しいものではありません。そのため頑張らなくても出来る収納を作ってあげることが大切です。
収納は細かくは分類せずに「ざっくりとした収納」が基本。とりあえずそこに物が戻っていればOKというスタンスでいるとお互いにストレスを溜めることもありません。
歩数・手数の少ない収納
指定席を作る時にポイントになるのが「歩数・手数の少ない収納」です。定位置が悪いと戻すのが面倒になり散らかる可能性が高くなります。
子どもにとって便利で楽ちんな場所に、一番歩数・手数の少なくなる形で収納を作るのがベストです。よくわからないという場合は、物が置き去りにされる場所から最短歩数の場所にドアや引き出しを開ける手数が極力少ない形で収納を作ってみてください。
子どもによって面倒と思うハードルは違うもの。一番面倒くさがりな子に合わせて、これならどう?と修正していくと崩れない収納が出来上がります!
簡単にお片づけが出来る仕組みを作ってあげましょう!
子どもたちに片付けなさいと言わなくてよい収納作りについて、「見てわかる収納」・「ざっくりとした収納」・「歩数・手数の少ない収納」をご紹介しました。
片付けだけでなくお風呂だって子どもにとっては面倒くさいもの。それくらい大人が当たり前と思っていることは子どもにとっては当たり前じゃなく重要性が低いのです。そのため片付けをしっかりとしてもらうためには極力「面倒くさい」を取り除くことが大切!
特に子どもが小さいうちは、しまわずに出しっぱなし収納の方がうまく片付けてくれる可能性が高いです。置き去りにされているものを見つけた時は、一番子どもによって楽ちんな場所に定位置を作ってあげてくださいね。
■この記事を書いたのは・・・kaehalon
整理収納アドバイザー兼サンキュ!STYLEライターで小学4年生の双子の女の子、4歳の男の子の3人の子どもをもつワーママです。忙しい毎日を心地よく過ごすために、時短家事、収納、片付け、お気に入りアイテムなどについて発信しています。