【くせ毛って活かせる?】10年間続けた縮毛矯正をやめてみて感じたメリット・デメリット
こんにちは!【自分らしさを活かす】をテーマに転勤族の暮らしや子育てを前向きに楽しむアイディアを提案している、サンキュ!STYLEライターのしばです。
多毛・硬い・くせ毛と三拍子揃った髪質の私は、10代のころから10年以上縮毛矯正を続けてきました。
しかし、ふとしたきっかけで縮毛矯正をやめてみたところ、時間やお金の節約になるどころか、自分の髪をポジティブに考えられるようになったんです。
この記事ではくせ毛で悩んでる方、また縮毛矯正をあてるかどうか悩んでいる方へ向けて、1年間縮毛矯正をやめて感じたメリットやデメリットをご紹介します!
縮毛矯正って必要?縮毛矯正をやめるきっかけとなった、ある美容師さんの動画
縮毛矯正に疑問を持ち始めたのは、去年の夏頃。縮毛矯正をやめたという美容師さんの動画を観たことがきっかけでした。
子どものころから膨らみやすい自分の髪がコンプレックスだった私。大学1年生のころに縮毛矯正をかけてから、半年〜1年に1回は縮毛矯正をかけ続けてきました。
さらさらな髪に憧れ続け、「くせはない方がいいに決まっている」とそう思い続けてきたんです。
でも、その動画で美容師さんが「縮毛矯正をしない方がカラーを楽しめるし、アレンジをしやすいよ!」と言っているのを観て、「縮毛矯正って本当に必要なのかな」と疑問を持つように。
1度限界まで縮毛矯正をかけるのをやめてみよう。そう決めて、縮毛矯正をやめるためにヘアケアを頑張ってみることにしたのです。
脱・縮毛矯正中のヘアケア
最後に縮毛矯正をかけたときは、肩につくくらいのボブ。
くせ毛はまっすぐ毛より乾燥しやすく、傷みやすいという特徴があります。
そのため広がりやうねりを抑えるには、日々のダメージをいかに減らすかというのが何よりも重要です。
とはいえ、夜は家事や子どもの世話に忙しい時間。丁寧に時間をかけたケアを毎日というのは正直なかなか難しいので、ここぞ!というポイントを絞った簡単ケアを続けるのがおすすめです。
私が実践したヘアケアは以下の通り。
<脱・縮毛矯正のためにしたヘアケア>
⚫︎低刺激のシャンプーを使う
⚫︎髪に優しいドライヤーを使う
⚫︎週末はトリートメントでケア
⚫︎ナイトキャップをかぶって寝る
使っているアイテムは以下の記事でご紹介しています。興味のある方はこちらも参考にしていただけると嬉しいです!
縮毛矯正をやめて感じたメリット
⚫︎自分の髪が好きになってくる!
⚫︎時間とお金の節約になる!
⚫︎カラーの発色・持ちが抜群によくなる!
自分の髪が好きになってくる!
コンプレックスだった自分の髪も、試行錯誤しながらヘアケアをしているうちに、だんだんと「こうすれば広がるんだな」「こうすればきれいにまとまるんだな」というのが掴めてきます。
数ヶ月経って根本の部分がのびてくせが出てきても、「まとまっているし、このままでいいか」と気にすることもなく。
あるとき美容師さんから「この髪質でよくまとまってるね!」と褒められ、それがモチベーションになってそこからさらにヘアケアに力を入れるようになりました。
縮毛矯正をかけなくても、きちんとヘアケアをすれば広がらない。そう思えるようになると、「くせも別に悪いものじゃないじゃん」と自分の髪をポジティブに捉えられるようになりました。
時間とお金の節約になる!
縮毛矯正をやめると、時間とお金の大幅な節約になります。
縮毛矯正の1回の施術にかかる時間は約3時間。仕方がないとはいえ、ずっと椅子に座りっぱなしは結構しんどい。さらに子どもが小さいうちには、まとまった時間を作ることも大変です。
また、美容室のメニューの中でも縮毛矯正は特に高額。1回の施術で12,000円ほど費用がかかるので、時間の負担だけでなくお金の負担も大きい……。私の場合、半年に一度は縮毛矯正をかけていたので、年間24,000円は縮毛矯正代として費用がかかっていました。それが0になったのは、本当に嬉しい……!
また後述しますが、縮毛矯正をやめるとカラーの色持ちが抜群にアップします。
結果としてリタッチの回数も減り、縮毛矯正代以上に時間とお金の節約ができるようになりました。
カラーの発色・持ちが良くなる!
これは本当に意外だったのですが、縮毛矯正をやめたことで、カラーの発色や持ちが格段に良くなりました。
調べたところ、縮毛矯正をすると熱で髪が硬化するため、何もしていない状態よりもカラー剤が浸透しにくくなるのだとか。
カラーをしても1ヶ月ほどで色落ちしてしまっていたのがずっと悩みだったのですが、今は2〜3ヶ月は余裕で色持ちするように!明るいカラーでも長くもってくれるので、ヘアカラーの選択肢がぐんと広がりました。
縮毛矯正をやめて感じたデメリット
⚫︎日々のヘアケアに手間がかかる
⚫︎いい感じにカットできる美容師さんが限られる
⚫︎ヘアスタイルの幅が狭まる
日々のヘアケアに手間がかかる
くせ毛はまっすぐの髪の毛よりも傷みやすく、乾燥しやすいのが特徴。肌と同じでケアを怠ると、すぐにうねうね・パサパサの剛毛になってしまうので、日々のケアが必要不可欠です。
慣れてしまえばあまり負担には感じませんが、時間や心に余裕がない日はストレスを感じることも。
今日は無理!となった時にはひとつに括ってしまうか、帽子をかぶって乗り切るようにしています。
いい感じにカットできる美容師さんが限られる
くせの出方は千差万別。髪質を活かしたヘアカットをするためには、美容師さんにもある程度の技術やスキルが必要になります。
個人的には美容師歴10年以上のベテランだと大失敗はないかな……と思いますが、初見の人よりも髪質をよく知っている美容師さんにカットをお願いする方がベター。
ヘアセットや日々のお手入れである程度のまとまりは出せますが、やっぱりヘアカットで土台を作ってもらったほうがまとまりが出ます。
くせ毛を活かしたカットが可能かどうか担当の美容師さんに確認してから、縮毛矯正をやめるのがおすすめです。
ヘアスタイルの幅が減る
縮毛矯正をやめた場合のデメリットとして1番大きいのが、くせや広がりを抑えるためにはヘアスタイルの幅が狭まってしまうこと。
こんなスタイルにしたいという希望があっても、くせやまとまりを優先すると、どうしても毎回同じようなスタイルになってしまうんですよね……。
ただ、美容師さんは髪のプロ。「ここだけ気をつければ大丈夫!」とアドバイスをくれたりもするので、思い切って担当の美容師さんに相談してみるといいかもしれませんね。
くせをネガティブなものじゃなく、自分のチャームポイントにできたら
縮毛矯正をやめることで時間やお金の節約になったり、今まで以上にヘアカラーを楽しめたりとメリットがありますが、反対にヘアケアに手間がかかったり、髪型が制限されたりとデメリットもあります。
私が最後に縮毛矯正をしてから1年経ちましたが、実は梅雨を前に縮毛矯正をするかどうか迷い中です。
髪の扱いには慣れたとはいえ、縮毛矯正をかけた方がくせはおさまります。ただこの機会にくせを抑えるのではなく、くせを活かす方向へ舵を切ってみたらどうなるだろう?という興味も湧いていて……。
担当の美容師さんとも相談しながら、自分にあった選択をしていけたらいいなと思っています。
この記事が、くせ毛に悩む方の参考になると嬉しいです!
◆この記事を書いたのは…しば
1991年生まれ。数年おきに転勤を繰り返しながら、Webメディアを中心に執筆活動を行う。同い年の夫・年長の長女・年少の次女の4人家族。
【自分らしさを活かす】をテーマに、日々の暮らしや子育てを前向きに楽しむアイディアを発信しています。