めんどくさいは仕組みで撃退!ズボラママの『がんばらない片付け&収納術』
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのしばです。転勤族の夫、2人の娘(6歳4歳)と暮らしながら、毎日をラクに楽しく回す工夫を発信しています。
家事に子どもの世話にと忙しい毎日の中で、ゆっくり片付けする時間なんかない!と悩んでいませんか?
自分や家族に合わせて「収納」を見直していくと、家事も子育てもラクになりますよ。
そこで今回は、家事ラク&時短を叶える『頑張らない片付け&収納術』をご紹介します!
「めんどくさい」は収納で解決できる!
双方実家が遠方、夫も残業&出張で多忙。そのため、平日は家事と子どもの世話で手いっぱいな余裕のない日々を送っていました。
家事を少しでも時短&ラクにして、子どもたちと遊んだり、ゆっくりくつろいだりしたい…!その思いから、暮らしをラクに回せるように工夫してきたのです。
その結果、今では平日でも就寝前に1時間ほど自由時間がつくれるように!時間に余裕ができたことで心にもゆとりが生まれ、子ども達との時間を楽しめるようになりました。
そんな私が普段から大切にしているのは、仕組みで「めんどくさい」を減らすこと。
例えば、毎日の洗濯物。畳んでそれぞれの引き出しにしまうのが面倒に思ったら、「どうすればラクになるだろう?」と考え、自分がラクに動けるように仕組みを見直していくのです。
畳むのが面倒ならかける収納に変えてもいいし、引き出しの場所を変えたら片付けもラクになるかも。そうやってひとつひとつのモノや仕組みを見直しながら、自分や家族にとって動きやすい仕組みづくりを行なっています。
がんばらない片付け&収納術①使うものは使う場所の近くに収納
我が家の収納の基本ルールは、「使う場所と収納場所を近くすること」。
食器は食器棚に、服はクローゼットにと、思い込みで収納場所を決めていませんか?
いざ何かを使いたい・しまいたいと思ったとき、その場所が離れていると「めんどくさい…」「後にしようかな…」と思ってしまいがち。
思い立ったときに動きやすいよう、まずは使用場所を決め、そのあとに収納場所を作るようにしています。
例えば、我が家はキッチンが狭く、食器棚やキッチンボードを置くスペースがありません。食器が必要になるたび、キッチンカウンターを回ってリビングの食器棚に取りに行くのは、かなり面倒くさい…。
そこでキッチンのシンク下に食器を置くスペースを作り、キッチンで使う食器はキッチンに、リビングで使う食器はリビングにと、使用場所ごとに分けて収納することにしています。
がんばらない片付け&収納術②ワンアクション収納を基本に
我が家の収納は基本的に見せる収納。蓋のついた収納ボックスはあまり使わないようにしています。
その理由は単純で、「何が・どこに入っているのか」が分からなくなってしまうから。
マスキングテープでラベルをつけたり、イラストを描いて貼ってみたりと工夫しましたが、同じボックスが並んでいると何がなんだか分からなくなってしまうんですよね…。
そのため収納用品は蓋なしで、箱型のものを愛用。中はざっくり、放り込むだけのワンアクション収納なので、小さな子どもでも自分でお片付けしてくれます。
生活感のない理路整然とした収納も好きですが、今の私や家族には分かりやすく・使いやすい収納がちょうどいいようです。
頑張らない片付け&収納術③子ども服は使う場所ごとに分けて収納
大人の服は洋室にまとめて収納していますが、子どもたちの服は使う場所ごとに分けて収納。
・和室の押し入れ・・・トップスやボトムスなどの私服
・玄関前・・・上着やマフラーなどの外に出るときに使うもの
・浴室横の棚・・・下着やパジャマ
と、3つに分けて収納場所をつくっています。
一括管理できればいいんですが、小さいうちは「ここにしまってね」と指定しても、なかなか思い通りには動いてくれません…。それにムシャクシャするより、子どもの動きに合わせて収納を変えた方がラク!と、分割収納に踏み切りました。
子どもの動きに合わせて収納を設置したことで脱ぎ散らかす頻度が減り、「また脱ぎっぱなしにして!」とイライラすることも減ってきたと思います。
自分や家族を責めないで!仕組みを変えれば毎日がラクになる
モノがあふれている部屋を見て、つい「どうして片付けできないの?」と夫や子どもを責めたり、ちゃんと片付けができない自分を責めたり…。
片付かないのは誰のせいでもなく、ただモノや仕組みが自分たちと合っていないだけ。
わたし自身も「こうしなきゃ」と言う思い込みを見直して、自分や家族がラクに動けるように収納を変えてみたら、毎日が少しずつラクになりました。
ささいなことでも、積み重なれば効果は無限大!改めて収納を見直して、自分や家族にとって居心地のいい我が家を作っていきましょうね。
◆この記事を書いたのは…しば
転勤族の夫、2人の姉妹(保育園児)と賃貸マンションに暮らす。毎日をよりラクに、より楽しく回す工夫を考えるのが得意。千葉、宮城と住まいを変えながら、Webメディアを中心に執筆活動を行っている。