たったこれだけ!専業主婦でも年100万円貯めるための習慣5選

2021/03/24
  • ライター。転勤族の夫、3歳0歳の姉妹と暮らす。「わたしが楽する暮らし方」をモットーに記事を執筆。 もっと見る>>

元銀行員でFP資格を持つ2児の母、サンキュ!STYLEライターのしばです。

貯金ができる、できないの差ってなんだろう?実は、ちょっとした簡単な習慣を積み重ねることで、お金は自然と貯められるようになるんです。今回は専業主婦でも年100万貯める私が日々意識している、お金を貯める習慣を5つご紹介します。

お金が貯まる習慣1:1年の収入、支出額を把握する

さて質問です。昨年のあなた(あなたの家庭)の収入額、支出額はいくらだったでしょうか?

家計簿をつけていても、この質問に即答できなかった方は要注意です。家計簿は記録するだけのもの。ただ書き込むだけで満足するのではなく、まずは今どれくらい収入があって、いくらお金を使っているのか、ざっくりでもいいので現状を確認しましょう。収入と支出のバランスが取れているようなら余力を貯蓄に回す、そうでないならまずは収入の範囲で生活するように家計を整えることを優先して。

あわせて、本当に必要なものにお金を使えているか、自分たちのお金の使い方や癖を振り返る練習をしてみるといいですね。

お金が貯まる習慣2:1年分の予算を立てる

我が家では昨年の結果から1年間の収入・支出を予測し、あらかじめ1年、1ヶ月に使える生活費の予算を組んでいます。
これに加えて予算を組んでいるのが「特別費」。誕生日や記念日などのイベント、帰省の交通費、保険や習い事の年払いなど、1年の大きな出費を思いつく限りメモ。先に予想しておくことで「3月は車検があるから、ちょっと大きな買い物はやめとこうかな・・・」と、自分の中でお金の調整がしやすくなるんです。

家計簿をつけるのが面倒な方でも、「特別費」だけは予算を立てておくと、「あ、この出費忘れてた!」なんてことを防ぎやすくなるのでおすすめ。

お金が貯まる習慣3:貯金用口座に天引き貯金

貯金の王道といえば「天引き貯金」。余ったお金を貯めようとしても、手元にあれば使いたくなってしまうのは当たり前。我が家でも毎月決まった額を貯金しています。

ただ、ここでポイントなのは「貯金用口座」に「1年間続けられる金額」で貯金をすること!
口座を一つにまとめると管理が楽にはなります。が、出し入れが簡単な口座だとお金も使いやすくなり、貯金しているはずなのに何故か残高が減ってる・・・?なんてことも。お金を使う口座、貯める口座を区別して、貯める口座のキャッシュカードは持ち歩かないように。

貯金する金額は家計の状況によりますが、お金のために日々の暮らしが楽しめなくなるのは本末転倒。まずは1000円でもいいので無理ない金額から始めて、貯金以外のお金でやりくりする習慣をつけることを目標にしてみてください。

お金が貯まる習慣4:買い物リストを作る

買い物をする前に冷蔵庫の食材や日用品の在庫をチェックして、必要なものをメモ。メモに書いたものしか買わない!と決めていると、無駄な買い物を防げます。
私は週1回来週の主菜・副菜の献立をカレンダーに書き込み、必要な材料をメモ。週末にメモに書いた材料をまとめ買いしています。以前は安売り商品を買い、買った食材で1週間乗り切っていたんですが、買いすぎて余らせることもしばしば・・・。必要なものを適切な量買うように心がけることで在庫チェックも簡単になりました。

お金が貯まる習慣5:優先順位をつけてお金を使う

「家族の健康のために食事にはこだわりたい」「子供にはたくさん習い事をさせたい」「毎年家族で旅行に行きたい」など、それぞれの家庭でお金を使いたいポイントって違いますよね。お金が湧いて出てくればいいですが、悲しいかなそうもいかず・・・。あれもこれもと欲張らずに、何にお金を使いたいのか優先順位をつけてみてはいかがでしょうか?

ちなみに昨年夫の在宅勤務が増えたり次女が生まれたりと変化だらけだった我が家では、日々の快適な暮らしを目指して「住まい」「食事」にお金を使うことにしました。家で仕事がしやすいようにと机と椅子を新しく購入し、コーヒーメーカーも導入。豆から挽いたコーヒーを楽しみながら、お気に入りの生食パンを食べるのが週末の楽しみになりました。

お金も大事ですが、将来の心配もほどほどに。今自分たちがやりたいこと、大切なことにお金を上手に使うように、自分たちの優先順位を見失わない練習をしています。

できそうな習慣から始めて、お金とうまく付き合おう!

将来の不安を考え始めたらいくらお金を貯めても足りないような気がしてきますが、お金は本来自分や家族を幸せにするためのもの。今の生活を楽しむことを忘れず、まずは1年分の生活費を貯金することを目標に。自分にできる範囲から、貯金習慣を始めてみてくださいね!

◆記事を書いたのは…しば
2歳、0歳の姉妹の母。2017年に結婚し、夫の転勤のため退職。「気持ちのいい暮らしってなんだろう?」と日々快適な暮らしを模索中。自分が感じた主婦業や子育ての悩み・気づきを誰かの役に立てたいと執筆業を始める。最近の趣味は部屋にお花やグリーンを飾ること。

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