らくらく!写真でわかるスコーン作り

2020/05/27
  • オウチゴハン研究家・ごはんがすすむおいしいおかずのレシピや旬の食材の楽しみかたなど紹介します。もっと見る>>

こんにちは!サンキュSTYLEライター オウチゴハン研究家の服部みどりです。
自粛生活中、粉物料理をよく作りました。

粉や色々な材料を計量し、ふるいにかけるなど準備をするだけで、ボウルが何個も必要だったり、キッチンがモノで溢れて片付けが大変.......そうなると、料理作りが億劫になってしまいますよね。

今回は、スコーン作りを例に、必要最小限のラクラク準備方法を紹介します!
写真見れば文章読み飛ばしても、だいだいわかる感じにしてみました。
スコーンのレシピはラストにメモしています!

ALL in Oneボウル

タイトルと写真の通り。今回はボウルにざるを重ねて、キッチンスケールの上にスタンバイ。
スケールはボウルを乗せてからONにして0gにセットすれば、ボウル1つで準備できます!

粉、ベーキングパウダー、グラニュー糖は、重量を確認しながら『少しずつ』加えます。

ここで粉類を混ぜておくと、効率よく混ざります。

ざるを持ち、ボウルの上で、ハンドホイッパーでぐるぐる混ぜてふるえます。

スケールを一度「0g」にリセットし、バターを角切りにしながら、少しずつ加えます。

スコーンは「よく冷えたバター」を使い、さっくり仕上げるのが好きです。

よく洗ってしっかり拭いた指先で、バターと粉を混ぜていきます。私は手を冷たい水で冷やながら(その都度よく拭いて)この作業をしています。

ちなみに、この作業を英語ではrub in(ラブイン)と呼び、直訳すると「すりこむ」。練り混ぜるというより、すりこむがぴったりの作業です。

バターを溶かさないようにラブインすることで、食感がよく仕上がるので、もしパイ生地ブレンダー、カードがあれば、切るように混ぜてもよいです。

混ぜ終わりはサラサラです。

( こんなサラサラの砂浜の青い海で年甲斐もなくはしゃぎたい。スコーンを作るだびに、南国に思いを馳せる、単純な思考の私であります。)

ここにヨーグルト加え、ヘラでざっくり混ぜたら、手で大きく(できるだけ少ない回数で)混ぜ、まとまりを出します。

※ ヨーグルトは少しずつ加えて、ドロドロにならないように調整します。
レシピにより牛乳やたまごなど、レシピはいろいろありますが、「水切りヨーグルト」を加えて作る機会が多いです。

もし、ナッツ類を加えたい場合はここで。
個人的には、フライパンで乾煎りしてメープルシロップを加え絡めたキャラメリゼナッツを加えるのが好きです。くるみやマカダミアナッツの軽めの食感のナッツをよく使います。

2枚のラップで挟み、めん棒で均一の厚さに伸ばします。

3つ折りにします。

再びラップで挟み、再度めん棒で伸ばします。
※できるだけ押しつぶさないように

再び三つ折りにして、ラップで覆い、冷蔵庫で生地をねかせます。生地を冷やすことで、食感よく仕上げます。

この間に、ボウルとざるなどを片付けたり、テーブル周りを綺麗にすると焼き上がりと同時に落ち着いた優雅な気持ちに!料理しながら片付けることはお菓子作りに限らず、ストレスを減らす地味に大事なポイントだと思うのです。

片付けを終えたら、オーブンを190度に余熱します。ちなみに余熱時は天板は入れません。

生地の厚さは2.5cm程度、カードや包丁でスパッと切ります。あまり生地を潰さないように、潔く一発で切ることで綺麗に焼けます。

もちろん、型を使ってもOK。カタチは好みですが、半端の出ない、四角切りがラクでおすすめdす!

天板の上にクッキングシート(ホイルでも)をしき、切った生地を離して並べます。
卵黄や牛乳を塗るとツヤっとおいしそうな焼き上がりに。何も塗らずに焼いても問題なし!ここは見た目の好みで選びます。

焼き時間は190度で13分くらい。途中、もし焦げそうなら、180度に温度を下げたり、焼き時間を短縮しても。ここは生地、オーブン、温度、湿度のコンディションで毎度微調整します。
焼けたら、通気性のよい場所であら熱をとります。

もちろん、焼きたてを頬張るのも至福。
ヤケドにはくれぐれもお気をつけて!

スコーン材料(5cm角 6個分)

今回はスコーンの準備と片付けをできるだけ簡略化する方法をメインに紹介しましたが、レシピ備忘録。強力粉、全粒粉を使ってまわりはザクッととサクッとの中間。メープルシロップでキャラメリゼして刻んだマカダミアナッツを加えたスコーンです。

強力粉 120g
全粒粉 20g
ベーキングパウダー 6g(小さじ1.5)
グラニュー糖    大さじ1
無塩バター 75g
水切りヨーグルト   30g
ナッツ、卵黄 好みで

※ バターが苦手な場合は60g程度に減量してもOK
※ 水切りヨーグルトはヨーグルトや牛乳でもOK
いずれにしても少量ずつ加え、生地がドロドロにならないように気をつける。

◆記事を書いたのは・・・服部みどり(オウチゴハン研究家)。簡単でおいしい料理のレシピ提案や旬の食材の調理法など提案しています。

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