【食費もカロリーも節約】正月太りを無理なく戻す食事「◯◯◯」活用術
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのいちゆりです。
あっという間にお正月が終わり、ふと体重計に乗ると…びっくり。なんて経験、どなたにもあるのではないでしょうか。
年末年始は、年間でもっとも体重が増えやすい時期と言えます。
早めに体重を戻したい!でもジムに通う時間もお金もない!
今日はそんな方におすすめの、お金もカロリーも倹約できる、簡単な「食習慣」をご紹介したいと思います。
七草がゆは食べましたか?
1月7日は、人日の節句といい、古くから七草がゆを食べる日として知られています。一年の無病息災を願うものですが、年末年始のご馳走で疲れた胃腸をいたわる意味もあったのではないでしょうか。
皆さんは、七草がゆを食べましたか?
本日おすすめするのが、この「おかゆ」です。
日常でも食べたい!おかゆ活用法
おかゆは、ダイエットにも、食費節約にも最適です。
お米1合(1カップ)を普通に炊くと、お茶碗約2杯分のごはんが炊けます。ではおかゆはどうでしょう。お米1合でおかゆを炊くと…全粥の場合でもなんと4杯強!!のおかゆが炊き上がります。
ごはんの場合、お茶碗1杯のごはんは約33円(※)、カロリーは約267kcalですが、おかゆの場合はお茶碗一杯あたり約16円(※)、カロリーは約133kcalと、半分以下となります。
主食をごはんからおかゆに置き換えるだけで、お金もカロリーも同時に節約できてしまうんです!!
(※)…総務省統計局「小売物価統計調査 2019年12月」より算出
上手に活用したい「おかゆ」ダイエット
熱が出た時や病院食のイメージが強いおかゆですが、それだけではもったいない「究極のヘルシー食」と言えそうです。
おかゆを日常的に食べることで、食べすぎた日の翌日や、身体が重いときなど、無理することなく自然にカロリーセーブが可能です。
おすすめはなんといっても「白がゆ」。
余計な調味料や油を摂る心配もなく、食べ過ぎてしまうこともありません。
また、白がゆをベースとした七草がゆならぬ、一草がゆなどもおすすめ。使う青菜は、旬の好みのもので構いません。
ほうじ茶で炊いた、茶粥などもさっぱり美味しく頂けます。
どうしても白がゆは進まない、、という方は、中華がゆなど味付けをしても大丈夫。ただ、食べ進みが良いので、食べ過ぎにご注意です。
おかゆのメリット、デメリット
おかゆのメリットは、食費とカロリーの節約効果、ダイエット効果の他にも、消化に負担をかけないという良さがあります。
温かく水分の多いおかゆは、満腹感も十分に感じられます。お腹の中から温まり、胃に留まる時間も短いので、胃腸が弱い人にもとってもおすすめですよ。
デメリットは、満腹感が持続しないこと。ですがこれを逆手に取り、おすすめの食べ方は晩ごはんや遅い夜食におかゆを摂ることです。
夕食後は基本的には寝るだけなので、身体を程よく温め、消化がよくカロリーも摂り過ぎないおかゆは最適です。
翌日の朝ごはんも、おいしく頂けるかもしれませんね。
ぜひ、年末年始に増やしてしまった体重を、おかゆで調整してみてはいかがでしょうか。
■この記事を書いたのは…いちゆり
食習慣アドバイザー/ヘルスケア料理家。15年苦しんだダイエットマニアと摂食障害克服を克服。現在はダイエットを完全卒業し、女性のための食育料理サロンを主宰。クリニックでのダイエット指導業務にも従事している。