もうスマホに時間を奪われない!【デジタル・ミニマリスト】になって感じたメリット、デメリット
サンキュ!STYLEライターのちぃこです。皆さんは「ちょっとだけSNSを見るつもりが、気づけば1時間経っていた!」なんて経験はありませんか?少し前の私はまさにそれでした。
専業主婦になって時間の使い方を見直すようになり、昨年夏にブログでデジタル・ミニマリスト宣言をしました。今回は私が始めた「デジタル・ミニマリスト」についてメリットとデメリットをご紹介します。
デジタル・ミニマリストとは?
「デジタル・ミニマリスト」とは自分が使うデジタルツールを取捨選択し、ミニマム化している人のことを指します。コンピューター科学者のカル・ニューポート氏は著書「デジタル・ミニマリスト」の中で【新しいテクノロジーが提供する不必要な機能を排除し、必要以上に注意を奪われることがないように防衛しながら、自分にとって重要な機能だけを活用する】と述べています。
デジタル・ミニマリストだからといって全くスマホやSNSを使わないわけではないのです。自分にとって有益か否か?というシンプルな基準で利用するデジタルデバイスやツールを絞っています。
新しいSNSやアプリがリリースされたら「とりあえず使う」のではなく、「これは自分にどんな効果をもたらしてくれるのだろうか?」と考えて利用するかしないかを判断していきます。この問いかけをすると大体は「自分の時間を奪うだけのもの」という結論に至ることが多いです。
デジタル・ミニマリストのメリット
自由時間が増えた
私がデジタル・ミニマリストになって一番良かったことは「時間が増えたこと」。それまでは朝起きてから夜寝るまでずっとスマホを触っていて1日平均6時間以上、スマホに使っていました。今では娯楽目的でスマホを触る時間は一日平均30分〜1時間ほどに。
増えた時間を利用して語学や家計管理の勉強、ヨガやパン作りなど「今までやりたくても出来ていなかった事」ができるようになりました。読書にかける時間も増えたので読後は作品について考える時間ができ、深読みや考察という新たな本の楽しみ方を発見しました。
体調が整った
スマホを触る時間が減ったことで夜更かしをしなくなり、22:30には就寝できるようになりました。寝付きも良くなり、ぐっすり眠れるように。睡眠時間が6時間以上確保できるようになったことで睡眠不足が解消し、ずっと悩んでいた偏頭痛も解消されました。
SNSを見る時間を減らしたことで他人と比較する癖が徐々に解消され、意味もなくイライラしたり落ち込んだりすることも減りました。時間に追われる感覚も減ったので精神的に余裕が出てきました。
デジタル・ミニマリストのデメリット
流行に疎くなる
テレビの情報番組やドラマ、ネットニュースやSNSなどを隈なくチェックしていた頃よりも流行には疎くなりました。常に最新の情報を把握できないデメリットはありますが、私の場合は特に問題ありませんでした。
ニュースはLINEでニュースメディアのアカウトを友達登録し、配信されるニュースを夕方にまとめてチェックするくらいですが生活に支障はありません。友人や家族とエンタメやトレンドの話題が出て知らない時は「それ何?」と聞けば教えてくれます。
脳が処理できない程の膨大な情報量に晒されないことで頭の中がスッキリし、余白ができたことで新しいことに挑戦する意欲がどんどん湧いているような実感があります。
このように、流行を知らないデメリットよりも自分の時間を増やすメリットの方が私にとっては有意義だと感じています。
最後に;スマホは全てが悪ではない。
私はここ数年、スマホ時間を減らしたいのに減らせないという悩みが強かったのでデジタル・ミニマリストになってようやく解消されました。
スマホやSNSは全てが悪い訳ではありません。私は文章を書くのが好きなのでブログは辞めたくありませんし、読書が好きだけど本好きの友人がいないのでSNSで読書好きの方と繋がることができるのも嬉しいです。本も収納スペースを取らないので電子版で読むことが多いです。
逆に使わないのはソーシャルゲーム。ゲームをする時間があるなら本を読みたいので、世間で流行っていても使わないと決めています。お金と時間を奪われるショッピングサイトのアプリも削除しました。買い物をする場合はwebサイトから購入します。
自分にとってスマホとは?デジタルツールを使って何がしたいのか?考えて取捨選択するだけで、スマホのデータ容量も自分の頭の中もスッキリしますよ。
参考文献;
▶この記事を書いたのは…ちぃこ
貯金と読書が好きな節約主婦。楽しい貯金生活を目指しています。