【雪国暮らし1年目】これってまさか「冬季うつ」なのかも…30代主婦が初めての冬を越して感じた不調
都会の分譲マンションから田舎の賃貸アパートへお引っ越しをした転勤族の妻で2児の母。
シンプルでストレスフリーな暮らしを目指す、サンキュ!STYLEプレミアライターのシンプリストうたです。
豪雪地帯の田舎へ移住してから、初めての冬を迎えています。
初めての経験にワクワクすることも多い反面、不調を感じる部分もありました。
今回は、雪国暮らしのリアルな部分をお伝えするべく、あえてマイナス要素をテーマにお伝えしていきます。
不調の始まり→寝ても寝てもとにかく眠い
冬眠効果なのか、他の季節に比べて異常な眠さが続いています。
元々夜は強い方でしたが、夜9時に子どもと一緒に布団に入って寝かしつけをすると、100%一緒に寝てしまうようになりました。
そして、しっかり9時間睡眠をとっているのにも関わらず、日中に耐えられないほどの眠気が襲うことも多々あり。
集中力が途切れるので、在宅ワークも家事もはかどりません。
やりたいことはたくさんあるのに、できないもどかしさを感じている現状です。
晴れの日が異常に少ない雪国
もうひとつ感じた変化は、「気候」です。
今住む地域では、晴れの日は1ヶ月間で片手で数えるほど。一日中晴天だという日はないに等しかったです。
悪天候続きの毎日に気持ちも停滞気味でした。
眠たくてやる気が出ないことは、「甘え」や「あるある」として軽視されがちです。
しかし、怠慢だけでは片づけられない問題が浮き彫りになってきたのです。
私ってもしかして「冬季うつ」なの?
不調が重なり何かがおかしいと気づき始める
更には、理由なく気分が沈む日も続いたことがありました。理由が分かっている時は、普段より引きずっていた気がします。とにかくその期間は、何もやる気が起こらず連絡も自分からは極力とりくない…。
PMS(月経前症候群)と似た症状ですが、タイミング的には違うよう。
「多少の気分の浮き沈みはあったけど、こんなに長く続くことは初めてかも…なぜ?」
いつもモヤモヤの原因を探ってみると、たいてい理由が見つかるのに、今回ばかりは分かりませんでした。
でも、食欲だけはいつも以上にあるし、体は元気だからきっと大丈夫!そう思っていました。
「冬季うつ」の症状に全部当てはまり衝撃
大丈夫だと思いつつも、心当たりのあるワードで検索してみると「冬季うつ」「雪国うつ」というワードがズラリと並んだ記事がたくさん出てきました。
「冬季うつ」の原因は複数ありますが、主に日照時間が極端に短い地域で発症やすい気分障害です。日照時間の短い雪国ほど、冬季うつ病の発症率が高いことから、「雪国うつ」とも言われるそう。
代表的な症状を確認してみると、まさかの全部当てはまっている…という衝撃の事実が発覚したのです。
その症状のチェック項目の中には、先ほど説明したような「睡眠時間が長くなること」「やる気が出ないこと」「過食気味になる」などもありました。
20代〜30代女性が発症しやすいという点でも、まさに当てはまっています。
幸いにも現在は「眠気」のみの症状で、精神的には安定しているので、生活面で気をつけながら安静に過ごそうと思います。
「冬季うつ」は誰にでもなる可能性がある
冬季うつは通常のうつ病とは違い、春になり日照時間が長くなると自然に治まることが一般的だそう。
個人的には、一時的なものだということが分かり、安心しました。
雪国に限らず、「冬季うつ」は誰にでも発症する可能性があります。
また、眠気や食欲、やる気などは、個人的な感覚によるものなので、非常に気づきにくいです。
自分を過信しすぎず、不調のサインをスルーしないことが大事だと感じました。
記事を書いたのは・・・シンプリストうた
子どもがいてもズボラでも賃貸でもすっきり暮らせるアイデアをご提案しています。