消極的な私が副会長に!半年経って感じるPTA役員のメリットとデメリット
7歳と6歳の子どものママでフリーランスの、サンキュ!STYLEライターのシンプリストうたです。
今年度の副会長を務めています。
学校を良くしたい、人の上に立ちたいなどの気持ちはさらさらなく、断る理由がなかっただけのいわば消極的な立候補。役職も希望したものではなく、やる人がいなかったから引き受けたまでです。
PTA活動に対して極力関わりたくなかった私が、半年間活動して感じた「PTA役員になるメリット・デメリット」をお伝えいたします。
【デメリット】緊急事態中でも意外と集まる機会が多い
コロナ禍の今、イベントが減り、PTA活動もラクになるのでは?と思う人も多いのではないでしょうか。
学校によって違うと思いますが、私の場合は、その逆でした。
コロナ禍で、今年は委員会やボランティアも立ち上がらなかったため、そのしわ寄せが、総務役員7人にふりかかりました。
1学期は週1回は最低学校へ出向き、多い時は週4回出向くこともありました。
それが、仕事であれば割り切れますが、無報酬のボランティア同然です。
消極的な理由から役員になった私にとっては、モチベーションがなく精神的にきつかったです。
もちろん、打ち合わせ自体はリモートでできることもありますが、個人情報を取り扱う内容や印刷業務は、どうしても学校に行ってやらなければならないことも多いのだと、やってみて初めて知りました。
【メリット】口出しできる
良かったと感じることは、PTA活動に対して口出しできるということです。
もちろん、PTA会員であれば意見する権利はあると思いますが、意見箱に意見書を出すこと自体が勇気のいる行動だと思います。
それが、話し合いの場があることで、普段感じている「ちょっとこれ、どうなの?」ということも発言しやすいのです。
実際に役員会の場で発した意見は、同席している教頭先生へ伝わり、翌週の学校だよりで通知されるなど、即改善されたこともありました。
今後は、会則変更に向けて、大きく動くことになりそうです。
役員になったからこそ普段感じていたムダだと思うことをぶつけ、改善というカタチにできたことは、学校全体のためにもなったと思います。
【メリット】学校や先生の様子が分かる
参観日や懇談会も相次いで中止となり、保護者が学校のことを知る機会がほとんどなくなってしまいました。
そんな保護者のためにも、学校の様子を伝えることはPTA活動の大事な役割だと感じていますが、そのためには伝える役員たちが学校の様子を把握しておかなければなりません。
学校に出向くことにより、私自身も学校が取り組んでいることや先生の大変さ、子どもたちの様子をよく知ることができました。
休み時間に息子のいる教室の前を通ると、嬉しそうに手を振ってくれます。
そんな姿を見ていると、役員をやってよかったかな、と感じることもあります。
半年経ってみて
現時点では課題が多く、心から「役員になってよかった!」と思えるほどの余裕はありませんが、どうせ役員になったからには、よい意味で爪跡を残したいという前向きな気持ちになりつつあります。
これから来年度の役員選出も本格的に始まっていきます。
検討している方の参考になれば幸いです。
記事を書いたのは・・・シンプリストうた
子どもがいてもズボラでもすっきり暮らせるアイデアをご提案しています。