【災害対策】非常水ってどのくらい用意すればいいの?最適な収納場所についても解説
シンプルでストレスフリーな暮らしを目指す、サンキュ!STYLEプレミアライターのシンプリストうたです。
災害対策で真っ先に思い浮かぶのは「非常水の確保」です。災害時にいち早く店舗から消えてしまうくらい、ふだんの生活には欠かすことができません。
備えが大切になりますが、果たして一体どのくらい用意しとけばよいのでしょうか?最適な収納場所も含めて、暮家族4人暮らしのシンプリストが解説していきます。
1日1人3リットルが目安です
農林水産省によると、1日3リットル、最低3日分は必要だとされています。
1人暮らしであれば「3リットル×3日分」で9リットルが必要。4人家族であれば、その4倍の36リットルが必要です。
もちろん備蓄の観点からすれば3日分よりも4日分、4日分より5日分用意していた方がよいとされますが、ここで注意してほしいのは、「家の中の安全」を最優先してほしいこと。
どんなに備蓄があっても廊下に置いて避難経路の妨げになったり、ドア付近に置いて万が一倒れてきてドアをふさいでしまったら元も子もありませんよね。
必要3日分を確保しつつ、快適に過ごせる範囲で少しずつ増やすことを意識してみましょう。
最適な保管場所は?
湿度が高くなく、直射日光が入らない場所での保管が最適です。また、水は重たいので、入れ替え作業やリスク回避なども含め、腰より下の位置に置くとよいです。
パントリーがあるおうちはパントリーの下段部分にしまうとよいでしょう。パントリーがないおうちはキッチン収納こだわる必要はありません。
押し入れがあれば押し入れの「下段奥」を非常水コーナーとすれば、結構な量のペットボトルを収納することができますよ。その他、家の中の使いにくいデッドスペースやベッド下などに置いてもよいでしょう。
物は1箇所管理の方が効率的ですが、非常水の場合は閉じ込め対策で、各部屋に置いていた方がよいとされています。
まずは最低3日分の非常水を確保しておこう
ライフラインがストップしていてもカセットコンロなどがあればご飯を炊くことができたり、お湯でスープをつくったりすることもできるので、非常食対策にもつながります。
逆に全く用意していないと、大混乱の中スーパーの争奪戦に参加しないといけなくなったり、何店舗も探し回らないといけない羽目に。精神的なストレスを考えればそれだけは避けたいところですよね。
賞味期限は一般的なミネラルウォーターでも1〜2年ほど賞味期限がもつものも多いです。バラツキがあるので、購入の際は賞味期限をチェックしてから買うことをおすすめします。
記事を書いたのは・・・シンプリストうた
子どもがいてもズボラでもすっきり暮らせるアイデアをご提案しています。
飲料用と調理用(※)だけで一人当たり1日3リットルの水が必要と言われており、最低3日分として9リットルの備蓄が必要になります。 (※)湯せん、食品や食器を洗ったりする水は別途必要です。