今日からできる!置かない地震対策の始め方

2021/02/17
  • 田舎暮らしのシンプリストで2児の母。ズボラでも子どもがいてもシンプルに暮らすための方法を発信中。 もっと見る>>

68平米のマンションに家族4人暮らし。7歳(息子)と5歳(娘)のママ。
シンプルライフを目指す、サンキュ!STYLEライターのシンプリストうたです。

阪神・淡路大震災や東日本大震災、また昨今立て続けに来る地震等により、地震対策について考えている方も多いのではないでじょうか。

防災グッズを揃えることと同時進行でしたいことは、「おうちの中を整える」ということ。
今回は、今日から誰でもできる置かない地震対策についてご紹介したいと思います。

命を守るおうち環境作りをしよう

避難リュックを用意することも望ましいですが、安全に避難するためには、おうちの中が安全であることが条件です。

私たちはつい、健康であることを前提として避難を想定しますが、大地震により物が飛んできたり家具が転倒すれば、怪我をしてしまったり最悪身動きが取れない状態となってしまいます。

予期せぬ地震は、避けられないことも多くありますが、そんな中「片付け」は被害を予防、軽減できる一つの策です。

危険と感じる物は、先延ばしにせず、今のうちからやっておくことが重要です。

背の高い家具は置かない

わが家のこだわりポイントは、至ってシンプルです。

・背の高い家具を置かない
・落ちてくる可能性がある物は軽いもの限定にする

です。

防災を意識するあまりすべてをしまい込むことで、暮らしにくくなっても困ります。

バランスを考え、目線より高い家具は置かないことと、割れる可能性や命の危険を感じる物だけはなるべくしまうようにしています。

ドア付近に物は置かない

もう1つ注意して欲しいのは、ドア付近に物を置かないことです。
地震の時に物が落ちてきて閉じ込められるケースもあります。

地震でなくても、何かの拍子で同じ状況になり得る可能性も。
とにかく、障害となりそうな物を置かない事が、事故防止にもなります。

何も無い空間は地震の不安を和らげてくれる

震度5の地震を体験した直後に感じたことは、普段当たり前に置いているものが凶器に見えてくるということ。
例えば、

・カウンターに飾っている花瓶
・本のコーナー
・洗って自然乾燥していた食器や包丁

必要な物まで無くす事はできませんが、物数が少なければ被害も少なく、いざと言う時に対応しやすいことを実感しました。

最後に

防災グッズを一通り揃えるとなると、お金と労力が必要となりますが、「置かない地震対策」は、誰もがお金をかけずに今すぐにでも取りかかれます。
また、小さなお子さんがいるご家庭は、災害時だけでなく、日常生活の事故防止にもなります。

こまめに片付ける、家事を溜めないことも立派な対策のひとつです。
つい、怠けてしまいそうな時は、「もし今地震が来たらどうする?」という事を自分に問いただしてみると効果的です。

記事を書いたのは・・・シンプリストうた
子どもがいてもズボラでもすっきり暮らせるアイデアをご提案しています。

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