赤ちゃんの歯磨きはいつから始める?オススメの磨き方も!

2020/08/28
  • お口からのトラブルを予防するための歯医者さん。ママさん向けの予防歯科セミナーなどを開催し、健康な歯を保つための情報をお届けしています。もっと見る>>

皆さんは赤ちゃんの歯が生え始めたらいつからケアを開始していますか?
完全に生えてからという方も沢山みえます。
実は、歯は生え始めたらすぐオーラルケアの開始です。
今日は、赤ちゃんの歯が生え始めたら、どうやってオーラルケアをしていったら良いのかオススメのケアを書いていきます。

歯が生えてきたらまずは優しいケアからスタート

ガーゼを準備します。
市販の大判のガーゼは清潔なハサミで小さめにカットして下さい。

まずは、ガーゼをお水で湿らせて歯の全面を優しく拭いて下さい。

おくち周りの刺激に慣れるためにも、このガーゼでのケアは大切です。
ガーゼでのケアに慣れてきたら子供用の歯ブラシへの移行もしやすくなります。

子供の歯は柔らかくて虫歯になりやすい!フッ素で虫歯を予防

ガーゼで、歯を拭いたら、次は仕上げのフッ素を塗ります。
歯が生え始めたらすぐフッ素は塗ってあげて下さい。
子供の歯は大人の歯より柔らかくて虫歯になりやすいです。虫歯予防に1番効果的なのはフッ素です。
フッ素は、
①虫歯菌によって溶けだした歯を固めてくれる
②歯を溶けにくい強い歯に変えてくれる
③フッ素自体に抗菌作用があって虫歯菌を抗菌してくれる
ように働きます。

うがいが出来るまでは泡タイプのフッ素入り歯磨き粉がオススメです。
フッ素はお子さんには500ppmの濃度のものを使います。

しかし、泡タイプの物はフッ素950~1000ppmと書いてあるものが多いです。
強すぎないか不安になると思うのですが、ごく少量なので、歯につける時には大体200ppmくらいに下がっているため安心して使ってください。

付け方は、乾燥したガーゼに少量、フッ素をつけます。
そして先程と同じように歯を撫でるように付けてください。
これでオーラルケアは完了です。

フロスはいつから使う?

歯と歯が隣合うようになったら(大体3歳くらい)フロスは使い始めてOKです。
子供用の小さいフロスも売ってあります。

しかし、フロスを使うことがお子さんの苦になり、歯磨き嫌いになっては意味がありません。
なので、目標は奥歯が隣合うまでに使えるようになれたらいいなという気持ちで、最初は無理に使わなくても問題ありません。

虫歯にしないために毎日のケアを大切にしましょう

虫歯が出来てから歯医者さんに行くとどうしても歯医者さん嫌いになります。
虫歯が出来ないように毎日ケアをして、虫歯が出来ないように歯医者さんに行くことで、大人になっても綺麗な歯を保つことができます。

ぜひ今日から実践してみてください。

計算中