歯磨き粉の効果を最大限に発揮する裏技術
歯磨き粉の効果を最大限に発揮するコツがあることを知っていましたか?
今回は“フッ素入りの歯磨き粉”を使うことを前提として、虫歯や歯周病を予防するために歯磨き粉の効果を最大限に発揮する裏技をご紹介したいと思います。
①歯と歯の間の汚れは取っておく
前の記事でも書きましたが、
歯磨き前に歯間の汚れを取っておくことで、歯磨き粉が歯と歯の間にも行き届きます。
結果、歯と歯の間の虫歯を予防してくれます。
研究でも、歯間ケアをしてから歯磨きをした方が、歯磨き後のフッ素濃度が高かったという結果があります。
歯間ブラシやフロスをしてから歯磨き開始です!
②ヨダレは減らして乾いた歯ブラシで歯磨きをする
歯磨き粉には、アワアワをつくる発泡剤という成分が入っていて、これはフッ素など有効成分をおくち全体に行き渡らせるために入っています。
ヨダレが多いおくちの中や、ビショ濡れ歯ブラシで歯磨き粉を使うと発泡量が多くなり、歯が磨きにくくなることがあります。
歯磨き前にヨダレはペッして、乾いた歯ブラシを使うことで程よい発泡で歯磨きができ、途中でヨダレを吐き出さず磨く事が出来ます。
この【途中でヨダレを吐き出さない】ことが次に話す歯磨き粉の力を最大限に発揮できるカギになります。
③歯磨き中はヨダレを吐き出さない
歯磨き中に、ついついヨダレを吐き出したくなりますが、実は吐き出さない方が良いのです。
何故かと言うと、ヨダレを吐き出すことでフッ素など有効成分の量が半減してしまうためです。
特にフッ素は、お口の中に長く留めておくことで、虫歯予防により良く働きます。
④うがいは【イエテボリ法】を使う
【イエテボリ法】といううがい方法は、予防歯科の先進国スウェーデンのイエテボリ大学で、フッ素の効果を最大限に活かすため、発案されたものです。
方法はとても簡単で、【うがいは1度のみ5秒間だけ】です。
そして、【歯磨きした後2時間は食べない】。
そうすることで、フッ素が歯に残り、虫歯菌によって溶け出した歯を固め、抗菌し、より強い歯に強化するよう働きをします。
より良いデイリーケアをしていきましょう
いつもの歯磨きにちょっとだけのこだわりを入れることで、オーラルケアが格別になります。
是非出来ることからやってみてください!