手取り15万シンママでも毎日ヨーグルトを食べられる錬金術

手取り15万ずぼらシングルマザー　サンキュ！STYLEの成島柚希です。

私が朝食に毎日ヨーグルトを食べたいなと思ったのは2年前、息子が受験生として迎えた秋頃のことでした。ちょっと難しめの学校に滑り止めなしで挑む息子がインフルエンザになったらたまらなく、当時ニュースでやっていた『インフルエンザの予防効果』に目をつけてのことです。

ところがヨーグルトってたまに食べると特に何も思わないのですが、毎日となると結構な出費です。このまま諦めるしかないのでしょうか…？

ヨーグルトって、高い！

同じく受験に挑む娘さんを持つ、私の後輩のおうちで毎日食べているのはちょっとお高い赤いパッケージのあのヨーグルト。とても我が家では毎日は無理です。

そこで気になったのがヨーグルトメーカー。これならば量産出来て節約になるのでは？　と思いましたがわざわざお金を出して買う気になりませんでした。作らなくなって器械が無駄になることも邪魔になることも危惧されました。

もう少し調べてみると、カスピ海ヨーグルトならばヨーグルトメーカーなしで作れると知って、さっそく試してみることにしました。

一度作ればあとは牛乳を継ぎ足すだけ

カスピ海ヨーグルトを作るのはなんとも簡単でした。煮沸消毒した容器に牛乳と、牛乳の１割のヨーグルトを入れて混ぜ、暖かいところに置けば１～２日で出来上がります。

ヨーグルト状に固まったらよく混ぜて、次作る時に使う種菌として牛乳の１割分のヨーグルトをとっておきます。いつも１リットルの牛乳で作るのでヨーグルトは100ｇ程度です。

ズボラな私は牛乳パックのまま作ってしまいます。出来上がったら今まで各地で買っていた思い出の瓶たちに詰めます。写真一番手前の瓶に入れると丁度100ｇになるので、種菌用の瓶にしています。

あとはお好きな味付けでお召し上がりください。はちみつとナッツを入れたら何とおしゃれな朝食になることでしょう。

無くなったら牛乳を買って種菌を入れれば、また約1ｋｇのヨーグルトが作れます。カスピ海ヨーグルトの初期投資をすれば、あとは牛乳の値段だけで毎日エンドレスヨーグルトです。

牛乳パックに残ったヨーグルトの使い道は？

どうしても残ってしまう牛乳パックにへばりついたヨーグルト。私はこれを手でこそげとり、ヨーグルトパックをします。

保湿効果は抜群！　いつもは２プッシュの化粧水で顔がびっちゃびちゃなのですが、ヨーグルトパックをした後は４プッシュの化粧水も難なく顔に吸い込まれます。

※効果は個人の感想です。また肌トラブルの元となる可能性がありますので、ご使用には十分ご注意ください。

おわりに

この方法により毎朝ヨーグルトを食べられるようになってから、なんとなく便秘の改善になっていると思います。困ったことはないので。

免疫力強化には役立っています。鼻や喉の不調はありますが、風邪はひかなくなりました。ただ残念な事に、私は年末年始に、息子は受験の半月前にインフルエンザにかかってしまいましたが。

この記事を書いたのは・・・成島柚希
高２の息子、２匹の犬のシングルマザー。
諸事情によりパート賃金と、皆様の助け（手当等）をかりて、楽しい底辺生活を送っています。