手取り15万シンママが「テフロンやめた」買い替えたのは、一生でも使えそうなフライパン
手取り15万ずぼらシングルマザー サンキュ!STYLEライターの成島柚希です。
我が家ではずっとテフロン加工のフライパンを使っていました。取っ手が取れるアレですね。
しかし傷がつき焦げ付きが気になりそして取っ手は壊れ、取っ手だけ買えるのはいいけれど何だか新しいフライパンが買えそうな値段…。
そこで私はとあるフライパンを買うことを検討します。買う前は不安でしたが、使ってみると結構快適で、面倒も慣れてしまえばルーティーン化してとても快適。
今回はもう一生このままいけるんじゃないかと思わせるこのフライパンを紹介したいと思います。
きっかけは一冊のマンガ
焦げ付きが目立ってきたら買い替えて使ってきたテフロン加工のフライパン、つるんとして焦げ付きもないし、なんていいフライパンだろう。と思っていましたが、毎回使っていくうちに傷はつき、その傷から焦げ付くようになり、どんどん剥げていくテフロン加工…剥げたのはどこへいったんだろう…まさか食べてしまっている?
そう思った時に急に不安になり、そしてこのフライパンはそこそこお値段することもあり、何度も買い替えてきた総額って一体いくらになるんだろう…ちょっとお高くても一生使えそうなフライパンを買った方が安くつくのでは? と思い、新しいフライパンを検討しました。
候補は鉄のフライパンです。でも今まで楽をしてきた分、ちょっとハードルが高い鉄のフライパン…。
錆びたらどうしよう、焦げ付いたらどうすればいい? お手入れが面倒そう、重そう、熱そう、大変そう!
マイナスのイメージしか湧かなくてなかなか買い替える勇気が持てず、壊れた取っ手で焦げ付くフライパンを暫く使い…そんな私の背中を押してくれたのはこのマンガでした。
私の最近の大ヒットマンガで、レンタルを3回もして読み、結局全巻購入したものです。
内容はタイトルの通りなのですが、この、どこか抜けているけれど料理に関してはしっかりしている主人公の台所仕事が、なんとも私の心を癒してくれ、「家事がんばろう!」という気にさせてくれるマンガです。
『ていねいなくらし』という言葉が琴線に触れる方におススメです。
このマンガの中に出てくる『鉄のフライパン』は、やたら魅力的に見えて、私も買ってみよう! と思えたのです。
最初はちょっと面倒と感じるけれど
最初はひたすらに業火にかけます。説明書が付いていたのでその通りにまず『空焼き』をして出荷時のさび止めを落とすそうです。必要のない鉄のフライパンもあるようです。
洗った後はたっぷりの油を入れて火にかけ『油ならし』をするようです。油を塗るだけでいいという方もおられます。
そしてよく聞く、『くず野菜を炒める』。勿体無いので炒めた後食べましたが美味しかったですよ。
毎回使用した後は洗剤は使わず汚れを落とし、火にかけて水分を飛ばし油を塗る…あれ? なんか面倒くさそう…。
まあここら辺は自分ルールでオッケーにしました。カチコチに四角四面でやってしまうと続かないものです。
最初の頃こそは作ったあとすぐに洗い、火にかけて水分を蒸発させてからお夕飯にしていましたが、折角のお夕飯が冷めてしまうので、シンクに置いてしまい、後で洗う様になりました。
我が家では金たわしを使って汚れやこびりつきを落として火にかけ、油を塗ってお手入れ終了です。最初にフライパンを洗って火にかければ、他のお皿を洗っている間にすっかり水分は飛びます。もうすっかり後片付けのルーティーンになり、面倒くささは感じていません。
どんどん使いたくなります
少し煙が出る程にフライパンを火にかけ、多めの油を入れればそんなに焦げ付くこともありません。一度成功すると楽しくなり、アレも焼こうコレも焼こうと思えるのが不思議。
ゴオオと熱したフライパンに多めのごま油を入れ、溶き卵を流し入れ…。
少し温めたごはんを入れ手早く混ぜて…。
具材を入れ味付けをすれば…。
チャーハンの完成!
テフロン加工のフライパンでさえこれほど上手に作れたことはありません。
休日のお昼に「ちゃちゃっとチャーハンでも作って食べる?」という事が多くなりました。
餃子はパリッパリに。
クレープもこんなにきれいに焼けます!
焦げ付く事が気にならなくなった
物凄く焦げ付きフライパンにくっつくことがありましたが、ここからが鉄のフライパンの強み。
フライ返しでガリガリとこすり取ってしまえばいいのです。しかもこのおこげも美味しい。
ガンコそうなこびりつきもちょっとお湯に浸しておいて、金たわしでごしごしすればまたきれいになります。
それでもでる錆びや焦げ付きにはどうしたらいいか…。
やすりできれいにリセットします。フライパンが白くなって一瞬焦りますが、この状態でもう一度延々と焼き付ければ…。
また黒いフライパン色に。
油を垂らして拭きあげれば…。
ぴっかぴかに。気分は新品フライパンです!
おわりに
早いものでこの鉄のフライパンを購入してから1年と4か月が経ちます。それでいてまだ新品気分になれるのですから、一体このフライパンはこの先どれくらいの年月を使うことができるのか、本当に一生ものになれるのではないか、と思えるいい買い物をしたと自分では思っています。
この記事を書いたのは・・・成島柚希
高2の息子、2匹の犬のシングルマザー。
諸事情によりパート賃金と、皆様の助け(手当等)をかりて、楽しい底辺生活を送っています。