片づけに正解はない。自分に合った方法を見つけるためのポイント3つ
サンキュ!STYLEライターちはらさゆりです。
最近では、SNSや本、雑誌、TVなどさまざまなメディアで「片づけ」に関する特集が組まれており、簡単にたくさんの情報や知識を得られる時代です。
それでも、「片づけ」に関する悩みが尽きないのは、自分に合った方法が見つからないからではないでしょうか?
一人一人性格や得手不得手が違うように、片づけにもその人に合った方法が必ずあります。
片づけの「正解」を求めるのではなく、「自分に合った方法」を見つけることを目指しましょう。
今回は、私が自分に合った片づけ方を見つけるときに大切にしている3つのポイントを紹介します。
疲れていても片づけられる
私が片づけと向き合い始めた当時、長男は2歳、次男は生後4か月でした。
どんなにきれいに片づけても、育児で疲れ切った私には、1日の終わりに片づけをする気力は残っておらず、片づかないまま朝を迎えることもしばしば。翌朝、散らかった部屋を見て朝から気持ちがどんよりするという悪循環の日々でした。
それからは、「疲れていても片づけられる」ことを重視して、物の量や配置、収納方法を決めました。そのおかげで日々の「片づけ」の負担がぐんと減りました。
子育て中に限らず、今日は頑張れないなと感じる日は誰にでもあるはず。
そんなときに、簡単に片づけられる仕組みができていれば、「少しだけ片づけよう」という気持ちになれるかもしれないし、簡単に片づけられるという安心感があるので、後ろめたい気持ちを抱くことなくゆっくり休むこともできます。
頑張れないときでも、「少しだけ片づけようかな」と思えるくらい自分に優しい仕組みづくりを目指したいものです。
自分に合った片づけができているかを確かめるタイミングは?
片づけに対するモチベーションが高いときや、片づけたばかりの時は、気持ちが上向きになっていると思います。そんなときは、多少使いにくかったり、面倒くさかったりしても片づけられるもの。
自分に合った片づけができているかを判断するのは、片づけに対するモチベーションが落ち着いてきたとき。その時に、無理なく片づけを続けられているということが、ポイントになります。
「面倒だな」「やりにくいな」「やりたくないな」と心のどこかで感じていると、知らぬ間に片づけが億劫になり、少しずつ片づかなくなっていくからです。
自分の感情を大切にする
「せっかく片づけたのに、また片づかなくなった。」
そんなときは、必ずと言っていいほど「面倒だな」「やりにくいな」「やりたくないな」と感じている自分がいるはず。ぜひ、この感情を大切にしてみてください。
「なぜ面倒だと感じるのか?」
「どの部分にやりにくさを感じているのか?」
「どうしてやりたくないと感じるのか?」
そう感じる理由の中に、自分に合った片づけ方のヒントが隠れているはずです。
自分の中の小さな違和感に向き合っていくことで、自分なりの片づけ方を見つけられるようになります。
長期的な視点をもって、自分に合った片づけ方を探そう
自分に合った片づけ方を知ることで、片づけに関する悩みから解放されます。
しかし、それには少しだけ時間がかかります。
自分にできそうな方法を取り入れ、試す。そして、その方法が自分に合っているかどうか判断するという過程が必要だからです。
人間の心理として、どうしてもすぐにうまくいく方法を知りたくなります。
しかし、自分に合う方法は自分にしか分かりません。
私自身も、もっと自分がラクに片づけられる方法があるのではないかという視点で日々過ごしています。
焦らず、楽しみながら、自分の感情を大切にした片づけ方を見つけていきましょう。
◆この記事を書いたのは・・・
サンキュ!STYLEライター ちはらさゆり 5歳、7歳男の子のママ。
ライフオーガナイザー(R) 整理収納教育士 美姿勢・骨盤EXトレーナー(R)