「やっぱり、捨てなきゃよかった」の後悔は、教訓になる。
こんにちは!サンキュ!STYLEライター ちはらさゆりです。
物を減らして、スッキリ暮らしたいと考えて、思い切って片づけを始めてみたのはいいものの、
「必要な物まで捨ててしまった!」
「まだ、捨てなきゃよかった!」
捨てて後悔した経験はありませんか?
片付けのプロである私も、これまでに何度か捨てて後悔した経験があります。
今回は、私が捨てて後悔した理由と、いつまでも「捨てなきゃよかった」に囚われないための考え方をまとめました。
捨てて後悔した物は、「ストレッチローラー」
私が捨てて後悔している物は、ストレッチローラー。
捨てようと思った理由は、経年劣化でローラーにヒビが入ったから。
体重をかけるとバキバキ音を立てるようになり、安心してストレッチできなくなったことが大きな決め手となりました。
当時の私は、安全性を考えて何の迷いもなく、そのストレッチローラーをすぐに処分。
でも、その後すぐに他にも使い道があることに気づいて「捨てなきゃよかった!」と後悔することになりました。
ストレッチローラーの使い道は、ストレッチだけじゃなかった。
ストレッチローラーは、子どもたちの食事時間や勉強中の姿勢を正すために役立ちます。
椅子の背もたれと背中の間にローラーを立てておけば、骨盤を立てて背筋を伸ばして座るための意識づけに使えます。
これなら、体重をかけることはないのでヒビが入ったストレッチローラーでも安全に使い続けられたはず。
いつもなら、捨てる前にしっかり考えているだけに、「もう少し、ゆっくり考えて捨てたらよかった」と今でも後悔しています。
捨てて後悔したとしても、そこから学べることがある。
「捨てたときに限って、必要になるよね」
「普段は捨てないのに、なんで捨てたんだろう」
捨てたことを後悔するとき、色々な考えが頭の中をぐるぐる巡ります。
私は、頭の中から「捨てて失敗した経験」やそのときの「感情」が消えないのは、「次もまた同じことになるから、捨てないでおこう」と行動を止めるためではなく、「一度、失敗したから次は気をつけよう」と学習するためだと考えています。
失敗した経験を「捨てない理由」にするのではなく、「捨てるときの注意事項」として記憶に刻むようにしてみてはどうでしょう。
片付けに限らず、何事も失敗はつきもの。
でも、それを次に活かすように工夫できれば、その失敗は「教訓」に変わります。
失敗を「教訓」と捉えれば、ネガティブな感情も少しは前向きに変えられるはずです。