【片付けのプロ直伝】片付ける時間がなくても暮らしが変わる3つのコツ

2022/12/21
  • 4歳・6歳男の子ママ。2歳差育児をラクにする暮らしの整え方を日々研究&分析して発信していきます。もっと見る>>

こんにちは!
片付けのプロ、サンキュ!STYLEライターちはらさゆりです。

「片付いたリビングでゆっくり過ごしたい」
「スッキリした暮らしがしたい」

でも、現実は仕事に家事に子育てに忙しい毎日。

「片付けに向き合う時間を確保できずに、ついつい後回しになっている」
「やればいいのは分かっているけど、できない」

そんな片付けに取り組むための時間がない人でも、今日からできる「片付けの負担を減らすためのコツ」をまとめました。

小さなことですが、その積み重ねが「片付け」の負担を減らしてくれます。

1.「とりあず」思考をやめる。

片付けを後回しになってしまうパターンとして、よくあるのが「とりあえず、置く」です。

たとえば、夕方の忙しい時間帯。
子どもの相手をしながら、バタバタと夕食の準備が終わり、いざ食べようとしたときに食卓の上が散らかっていたら。

食卓の上のチラシやDM、学校からのお知らせ、子どもの食べかけのお菓子など、食卓の上にある物を「とりあえず」どこかに置いていませんか?

できたての夕食を食べるために、「とりあえず」近くに移動させる。

でも、夕食が終わったからといって「片付けよう」とは思えないものです。

「とりあえず」置かれたものは、必要な物以外は「とりあえず」そこに放置されることになります。

「片付けよう」と意気込まなくても、「とりあえず置かない」ようにするだけでも、片付けの負担は減らせます。

⒉.その場で、判断する。

私は、日頃から片付いた状態をキープするためには「物を増やさないこと」が大切だと考えています。

そのためには「いる?いらない?」の「判断力」とその早さが必要になります。

「片付けは、時間ができたらやろう」と考えている人は、「いる?いらない?」の判断も「あとで考えよう」と後回しにしがちな傾向があります。

たとえば、
・街頭で配られるティッシュやクーポン
・ショップでもらうポイントカード
・テイクアウトのときについてくるおしぼりや割りばし
・読まないタウン雑誌、広告 など

これらの物は、「とりあえず、もらっておこう」「とりあえず、とっておこう」と考えずに、その場で判断することをオススメします。

本当に判断が難しいものは別ですが、明らかに「いらない」ものを家に持ち込まないようにするだけでも片付けの負担は減らせます。

3.いらないなら、すぐに捨てる。

「いらない」と頭の中では分かっているのに、捨てずに残している物はありませんか?

たとえば、
・使うか分からないクーポン
・記念になりそうな入場チケットの半券
・いつか見るかもしれない館内案内 など

こんな、ちょっとした物でさえも「いらない」と頭の中で分かっているのに、「捨てる」という行動にうつせずにいると、いつのまにか細々した物が溜まり、家の中がごちゃごちゃしてしまいます。

そんなときは「捨てる」ための、誰かの「ひと押し」や「きっかけ」が必要になります。

もし、自分が捨てられない傾向にあるのなら、まず、そのことを自覚しましょう。

そして、家族の誰かに「いらないよね?」と確認してみる。家族が「いらない」と言ってくれれば、自分の気持ちを「ひと押し」でき、捨てられるはずです。

もし、家族がそういう傾向にあるなら、こちらから声をかければ「捨てる」きっかけを作ることもできます。

片付けは、小さなことの積み重ね。

片付けは日頃の小さな行動習慣の積み重ねです。

片付けには、まとまった時間が必要だと考えがちですが、今回ご紹介したコツを日頃の生活に取り入れるだけでも、片付けの負担は減らせます。

まずは、自分が「とりあえず」思考をしてないか確認してみましょう。いる?いらない?の判断は繰り返すことで、早くできるようになります。

片付ける時間がない人こそ、試してみる価値があるはずです。

◆この記事を書いたのは・・・
サンキュ!STYLEライター ちはらさゆり 5歳、7歳男の子の母。
『自分を大切にするために、諦めない。』をコンセプトに活動中。
「心・カラダ・暮らし」を整えるためのヒントを発信しています。
ライフオーガナイザー(R) 整理収納教育士 美姿勢・骨盤EXトレーナー(R)


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