片付けは、物を減らすことではない。片付けのプロが「物を減らす」より大切にしている、2つのこと。

2022/10/14
  • 4歳・6歳男の子ママ。2歳差育児をラクにする暮らしの整え方を日々研究&分析して発信していきます。もっと見る>>

こんにちは!サンキュ!STYLEライター ちはらさゆりです。

「もう、片付けで悩みたくない」
「いつも片付けが、頭の中でひっかかている」
「散らかったリビングを見るたびに、疲れる」

そんなことはありませんか?

私たちは、いつも「物」を使って生活しています。
「物」を使う以上、必然的に「片付け」と付き合うことになります。

だから、「物」と上手に付き合えるようになれば、「片付け」とも上手に付き合っていけるようになれます。

今回は、そんな「物」や「片付け」と上手に付き合うためのポイントをまとめました。

1.自分なりのゴールを決める

片付けを始める前に「自分が目指すゴール」を考えてみましょう。

最近では、「少ない物でスッキリ暮らす」ことや「収納グッズを揃えて見映えよく整える」ことなどが主流のように感じますが、片付けのゴールは、人それぞれです。

・物がどこにあるか分かるように整理整頓したい
・手が届く範囲に、使う物を置けるようにしたい
・物を使いやすくしたい
・スッキリした収納にしたい
・収納グッズを揃えて、おしゃれに整えたい
・時短できるような収納にしたい

物が多い方が落ち着く人もいれば、物が多いと疲れる人もいます。
一人一人性格が違うように、目指すゴールも違って大丈夫。

自分が「目指したいゴール」と「今の部屋の状態」を比べれば、「物を減らせばいいのか」「配置を変えたらいいのか」「収納グッズを変えたらいいのか」具体的にすべきことが見えてくるはずです。

ぜひ、最初に自分の理想とする状態を紙に書き出してみてください。

2.とっておく物の「上限量」や「期間」を決める

時間の流れとともに「物」は増えていきます。

子育て世代であれば、子どもたちの作品、思い出の物などがどんどん増えてきます。他にも、今は使わないけど「いつか」使えそうな物や「高かったから」と捨てられない物など。

どれも自分にとって大切な物だとしても、物の量に比例して、家の中の使えるスペースは減っていきます。

つまり、無限に「物」を残しておくことは困難です。

過去の「物」も大切ですが、「今を心地よく暮らす」ことも大切です。

どちらもバランスよく大切にするためにも、今使っていない物から手放していく必要があります。

もし、「使っていない物」を減らすことが難しいと感じているなら、「上限量」や「期間」を決めてみましょう。

〈上限量を決める〉収納ボックス2箱分、ラックの1スペース分など
〈期間を決める〉2年使わなかったら減らすなど

もし、今、「最近、物が増えてきたな」と感じているなら、物を見直すタイミングです。

ぜひ、物の上限量や期間を考えた上で、物の見直しをしてみてください。

大切なのは、「物」との付き合い方

「物」を使って生活する以上、「片付け」との付き合いもずっと続きます。

よく「片付けに終わりはない」と言われますが、「物」と上手く付き合えるようになれば、「片付け」の悩みが続くことはありません。

私は、無理に「物」を減らすことよりも、どうすれば「物」と上手に付き合っていけるのかを考える方が大切だと考えています。

「自分にとって大切な物」を大切にしながら、今を心地よく暮らすために、「物」との付き合い方を見直すきっかけになると嬉しいです。

◆この記事を書いたのは・・・
サンキュ!STYLEライター ちはらさゆり 5歳、7歳男の子の母。
『自分を大切にするために、諦めない。』をコンセプトに活動中。
「心・カラダ・暮らし」を整えるためのヒントを発信しています。
ライフオーガナイザー(R) 整理収納教育士 美姿勢・骨盤EXトレーナー(R)


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