リセットできる家とできない家のたった1つの違いは〇〇

2020/09/29
  • 4歳5歳の姉妹と賃貸暮らし転勤族。整理収納アドバイザー。普通の家で普通の暮らしを、合理的で効率的に。もっと見る>>

こんにちは!整理収納アドバイザーの山田なみです。「普通の家で普通の暮らし、誰でもできる収納のこと」をテーマにお伝えしています。

SNSで見る素敵なお家に共通するのは1日1回のリビングリセット。うちも真似したいけどなかなかできない…と思っている方もいるのでは?

今回は私が考えるリビングリセットのコツについてお伝えします。

週に1度でも…は間違い。リセットは「できるか、できないか」

私自身、整理収納を学ぶまでは、我が家も週に1度くらいはリセットしたいなぁなんて思っていました。

当時は夫は単身赴任の共働き。平日は仕事とワンオペ育児で日々のリセットなど到底できず、休日も結局余裕なく、義両親が来る時に何とか片付けるのがせいぜいでした。

今ならわかるのですが、リセットできる家は5分あれば毎日簡単にリセットできるんですよね。逆に、できない家はどんなに頑張ってもリセットするのは難しい。

リセットできる家と、できない家。その違いはいったい何なのでしょうか。

違うのは「片づける」の意味

もし「今すぐリビングを片づけて」と言われたらどうしますか?雑誌をとりあえず棚に、書類をとりあえず…箱でいいか。この辺りの荷物は…どうしようかな…。

こんな風に「片づける=どこにしまうか考える」場合は、リセットできない家になっているかもしれません。

一方、リセットできる家では「片づける=元の場所に戻す」なんだと思います。

この場合、全ての物を戻す場所が明確に決まっています。だからどんなに散らかっていても、何も考えずただその物を集めて、戻しながら歩くだけでリセットが完了するのです。ちょっと歩けばすぐ片づく。だから毎日続けられるんですね。

我が家のリセット担当は子ども達

考えなくてもいいと言うことは、戻す場所さえ知っていれば誰でもできるということでもあります。

我が家のリビングのリセット担当は、年長と年少の子ども達。リビングの散らかりの大半は子ども達の物なので、夜私がお皿を洗っている間に並行して片づけてもらっています。まあ、もちろんそうならない日もありますが…

家族が使う家なのだから、片づけだって家族で分担したいところ。「片づける」から「考える」を排除すれば、きっと分担のハードルもぐっと下がるのではないでしょうか。

さいごに

いかがでしたか?全ての物の収納場所を決めることは、定位置管理と言って整理収納のもっとも基本的なところです。まずはいつもリビングに落ちているあれこれの定位置を決めてみてはいかがでしょう。

●記事を書いたのは・・・山田なみ
整理収納アドバイザー。年子姉妹のママで賃貸暮らし転勤族。普通の家で普通の暮らしを、合理的で効率的に。

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