あなたは大丈夫?整理収納のよくある勘違い3選

2020/10/31
  • 4歳5歳の姉妹と賃貸暮らし転勤族。整理収納アドバイザー。普通の家で普通の暮らしを、合理的で効率的に。もっと見る>>

年子姉妹と賃貸暮らしの転勤族、整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの山田なみです。「普通の家で普通の暮らし、誰でもできる収納のこと」をテーマにお伝えしています。

最近は様々なところで整理収納のことを学べるようになりました。でも情報が溢れすぎていて、ときには振り回されることも。今回は、整理収納によくある勘違いについてまとめてみました。

1in1outでは減らない

1個買ったら、2個以上処分します

物を増やさないコツとしてよく言われる「1in1out」。確かに物は増えませんが、一方で減ることもありません。整理収納で何より大切なことは不要なものを処分すること。物を「増やさない」の前に「減らす」ほうが重要です。

だから最初にやるべきことは「1inNout」。Nとは複数のことです。1個買ったら2個以上捨てる。そうして家に不要なものがなくなったときに、やっと「1in1out」にすることができるんですね。

ラベリングはおしゃれのため?

ラベリングは収納場所を徹底するために行います

「うちは見た目にはこだわらないし、面倒だからラベリングは不要」と思っている方いませんか?でも収納が苦手な方こそ、ラベリングを徹底してほしいのです。

ラベリングは戒めです。何を戒めるかといえば、「そこに収納すべき物」以外のものをつい置きすること。そのためラベリングする対象は、物ではなく場所なんです。

例えば我が家の冷蔵庫。ポケットには「ドレッシング・ソース」とラベリングしています。これは、絶対にソースとドレッシング以外はここに入れないという決意です。

一度整えた場所や引き出しの中身がまた散らかってしまうのは、本来戻すべきもの以外のものをつい置きしてしまうからだと思います。いつも散らかっている場所こそ、ラベリングを試してみてください。

出しやすいより、しまいやすい

お店のようにきっちり並んだ収納は、選びやすいし出しやすいですよね。でもそれを使った後、収納するのに手間がかかったらどうでしょう?

物を出す時は使う目的があるので、多少出しにくかったり手間があっても取り出せます。一方でしまう方は、すでに目的が終了したオマケでしかないので、手間があるとつい出しっ放しに。

だから収納する時に、より大事にすべきは「しまいやすさ」。ただどんなにしまいやすくても、毎回全部ださないといけないくらい取り出しにくい場合は、やっぱり収納を見直したほうがいいですね。

さいごに

いかがでしたか?まだまだ物が多い我が家では、1inNoutが欠かせません。皆さんも当てはまるものがないか、チェックしてみてはいかがですか?

●記事を書いたのは・・・山田なみ
整理収納アドバイザー。年子姉妹のママで賃貸暮らし転勤族。普通の家で普通の暮らしを、合理的で効率的に。

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