お得パックもおすそ分けも怖くない!柿のかしこい保存方法
野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライター小島香住です。
「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われるほど栄養豊富な柿。
熟度の進みが早く、保存方法にお困りではありませんか?
おすそ分けされる機会も多い柿
今の時期は、道を歩けば木になる柿がよく目につきます。
柿の木があるお宅からおすそ分けでいただく機会も多いですよね。
スーパーで柿を買うときには、ついお得な大容量入りを選んでしまい、気づけば熟し過ぎてしまうことも。
今回は、柿を上手に保存する方法をご紹介します。
柿はヘタを湿らせて野菜室で保存が正解
(1) 濡らしたキッチンペーパーを折りたたみ、ヘタにかぶせる。
(2) キッチンペーパーごとラップで包む。
(3) ヘタを下向きにした状態で、冷蔵庫の野菜室に保管する。
1〜2週間保存が可能に!
買ってきてすぐの少し硬めの柿なら2週間程度、食べ頃の柿で1週間程度、やわらかくなり始めている柿で4〜5日程度は、この方法で保存が可能です。
冷たい柿は甘味を感じにくいので、食べる30分前頃に常温に出しておくと、よりおいしく召し上がることができますよ。
かしこく保存して旬の柿を長く楽しもう
熟度管理がむずかしいフルーツは多くありますが、柿もそのひとつですよね。
かしこい保存方法を知っておけば、買いものの頻度が少なくても、お得パックを買ってもおいしい状態の柿を食べることができます。
お好みのやわらかさまで常温で置いておいてから野菜室へ保存すると、好きな時にあなただけの食べ頃が楽しめますよ。
旬の柿をおいしく楽しんでくださいね。
◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ) 野菜ソムリエプロ/管理栄養士
野菜・果物をおいしく食べて、キレイに健康に!
食品メーカーでの営業・商品企画開発・メニュー開発などの勤務を経て、現在は3歳の男の子の育児をしながら、WEBサイトやSNSで野菜・果物の情報を発信。セミナー講師としても活動している。