炊飯器やめました!ラクうま「鍋炊きごはん」のすすめ
こんにちは。野菜ソムリエプロの小島香住です。
食欲の秋!今年も新米の季節がやってきました!
炊き立てごはんは、そのままでも甘みがあっておいしいですよね。
特に、鍋で炊くごはんが手軽でおいしくて、最近は炊飯器とはすっかり疎遠になってしまいました。
鍋炊きごはんって火加減がむずかしそう…と思われると思いますが、大丈夫!火の調節は1度だけ。
しかも15分程で炊きあがるうえに、炊飯器のようにいくつものパーツを洗う手間もなし。
そんなとっても手軽なのにおいしく炊ける「鍋炊きごはん」についてご紹介します。
蓋付き鍋なら何でもOK
「鍋炊きごはん」と聞くと、土鍋やホーロー鍋のような大きくて重みのあるものを使うイメージがあるかもしれません。
今回ご紹介する方法は、土鍋やホーロー鍋がなくても大丈夫。
みなさんのご家庭にもある野菜を茹でたり、煮つけたりするいわゆる「文化鍋」で十分においしいごはんが炊けるんです。
片手鍋でも両手鍋でも、蓋さえ付いていればどんな形のものでもOK。
ガラス蓋だと中の様子が見えるので慣れない方には特におすすめです。
2合炊きで18cmくらいの大きさがちょうど良いです。
水の量も分かりやすい
炊飯器には、内釜に水を入れる目盛り線がついていますよね。
鍋炊きになるとこの目盛り線がないのですが、水の分量は次のように覚えてくださいね。
・米1合(150g):水1カップ(200cc/200g)
お米も水もカップのまま計量できるので、分かりやすいですよね。
重量で覚えておけば、1合単位で炊かない時にも便利です。
※気温やお米の種類によって炊き上がり具合は変わりますので、基本の比率とお考えください。
基本の炊き方
(1) お米を洗い、水を加え浸漬する。(夏場は15分以上、冬場は30分以上が理想)
(2) 鍋を中火で沸騰するまで火にかける。
(3) 沸騰したら、弱火におとし6分~8分。
(4) 火を止め、そのまま5~6分蒸らす。
(5) 炊き上がったら上下を返すように全体をそっと混ぜる。
ポイント
・新米の時は、水を190ccくらいに減らす
・浸水なしでも炊けますが、しっかり浸水した方が炊き上がりがふっくら
・洗い米だとさらに時短
・火にかけたら、炊き上がるまで蓋は開けないこと
・おこげをつけたい時は、仕上げに中火で30秒(パチパチ音が合図)
・蓋を開ける時に水滴がごはんに落ちないように
鍋炊きごはんの良いところ
いかがでしょうか?意外と簡単に炊けますよね!
鍋炊きごはんは、お米の粒立ちも良く家族にも大好評!
新米の季節がやってきたので、ますますごはんが進んでしまいます…笑
炊き立てごはんに、お野菜たっぷりのみそ汁、パリッと浅漬け。
もうこれだけで大満足。ニッポンの心なのでしょうね。
◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ)
野菜ソムリエプロ&管理栄養士。1歳0ヵ月児の子育てをしながら、野菜・果物を“おいしく食べて” “キレイに健康”になるレシピや保存のコツを紹介しています。