みかん農家に教えてもらった!食べやすいみかんのむき方

2020/11/01
  • 野菜ソムリエプロ・管理栄養士・1児のママ。野菜・果物の「選び方」「保存方法」「簡単レシピ」をご紹介。 もっと見る>>

野菜ソムリエプロでサンキュ!STYLEライターの小島香住です。
秋も深まり、少しずつ冬の気配が感じられるようになってきましたね。寒い日には「こたつでみかん」いいですよね。

子どもの頃にはヘタをはずして線を数え、「◯房入ってる!」なんてやったものです。

ところでみなさん、みかんはどのようにむいていますか?
今回は、みかん農家から教えてもらったむき方をご紹介します。

みかん農家はこうやってむく!

下からむく

多くの方が、みかんを手に取り何となくそのまま上からむくスタイルなのではないでしょうか?
みかん農家はまずみかんをひっくり返して、下からむいていくのです。

むくというより「割く」

いよいよむきます。というよりは「割きます」!
親指を中心のへこみの部分へ当てたら…

左右に割いていきます。

向きを変えて…

割きます。

もう半分も割きます。

房を取り外す

下から上に向かって、皮から小房をはがして取り出します。

取り出せました!

なぜ下からむくと食べやすいの?

上からむこうとすると、硬いヘタがあって指が入りにくかったり、筋が引っかかってうまくむけなかったりした経験はありませんか?

みかんはヘタの裏側から白い筋が伸びています。
下からむくことで、パカッときれいに割けやすく、筋も皮に残って食べやすくなるのです!

白い筋には、食物繊維やヘスペリジンというポリフェノールの一種が含まれていて、お通じ改善などにも効果が期待できます。きれいに取ってしまわずなるべく食べるようにしましょう。

果物も意識的に食べよう!

現代人は野菜不足!1日350gが目標量!というのは、だいぶ聞き慣れてきているとは思いますが、実は果物の摂取量も足りていないのです。

果物の1日の摂取目標量は200g。みかんだと約2個分です。

包丁でカットする手間もなく、手で簡単にむいて食べることができるみかん。食後のデザートに、おやつやリラックスタイムにぜひ意識的に食べるようにしたいですね。

◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ)
野菜ソムリエプロ&管理栄養士。男の子(1歳)のママ。子育てをしながら、野菜・果物を“おいしく食べて” “キレイに健康”になるレシピや保存のコツを紹介しています。

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