【野菜ソムリエが解説】「菊芋」おどろきの栄養とおいしい食べ方

2021/02/26
  • 野菜・果物をおいしく食べてキレイに健康に!野菜ソムリエプロと管理栄養士の資格をもつ0歳11ヵ月のママ。もっと見る>>

野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライター小島香住です。

皆さんは「菊芋」をご存知ですか??
見た目は生姜のようなこの野菜。スーパーなどで見かけることは少ないかもしれませんね。実は菊芋は、健康食品などにも利用されるすごいパワーを秘めた野菜なのです。

今回はこの菊芋のおいしさと機能についてご紹介します。

名前は「芋」でも「ひまわり」の仲間

名前には「芋」とついていますが、じゃがいもやさつまいもなどの芋類とは異なり、属性はひまわりと同じです。ひまわりのように背が高く伸び、黄色い菊のような花を咲かせるので「菊芋」と呼ばれています。

食べるのは、根っこの肥大した部分である根塊部。シャキシャキ感とほのかな甘みが特徴です。

見た目は地味でもすごいパワーを秘める

注目成分“イヌリン”

どちらかというと地味な見た目…。でも、「イヌリン」という栄養成分が注目されています。

イヌリンは血糖値の急な上昇を抑える機能があり、菊芋は「食べるインスリン」とも呼ばれるほど。そのため、これまではそのほとんどが健康食品や健康飲料向けに、乾燥や粉末に加工されていました。

低カロリー

一般的な芋類とは異なり、でんぷんをあまり含みません。そのためカロリーはとても低く、じゃがいもと比較すると半分以下の低カロリー食材です。

カリウムが豊富

カリウムは体内の水分調整にとても重要な栄養素。余計な水分を排出する働きがあるので、むくみ対策には欠かせません。
同時に塩分も排出されますので、高血圧の予防も期待ができます。

また筋肉の働きとも密接な関りがあり、不足すると筋肉が弱ってしまいますので、積極的にとりたい栄養成分です。

どうやって食べる??

菊芋はどんな調理法にも合う万能野菜!皮つきのままでも食べられるので調理も簡単!
いくつか食べ方をご紹介します。

そのまま薄切りにしてサラダに

菊芋は生でもおいしく食べることができます。れんこんのような梨のような、シャリシャリした食感が楽しめます。

素揚げしてチップスに

スライスして素揚げした菊芋チップス。食べる手が止まらなくなるおいしさです。ほんのり甘味もあるので、おやつにもぴったりですね。

みそ汁などの煮物に

ひとくちサイズにカットしてみそ汁の具材に。火通りも良く煮くずれもしにくいので、煮物メニューにもおすすめです。ほっくりとした食感も、生や揚げとはちがったおいしさです。

見かけたらぜひご賞味を

菊芋は非常に繁殖力の強い野菜です。そのため、日本全国どこでも栽培がされています。まだまだ生鮮品としてはメジャーではありませんが、最近では農産物直売所やスーパーの産直コーナーでも見かけることが増えてきました。
見かけたらぜひ一度ご賞味ください。


◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ)
野菜ソムリエプロ&管理栄養士。男の子(1歳)のママ。子育てをしながら、野菜・果物を“おいしく食べて” “キレイに健康”になるレシピや保存のコツを紹介しています。

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