今年こそ始めてみない!?夏まで楽しめるベランダ菜園おすすめ4選
野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライター小島香住です。
今年のGWはどのように過ごされますか?
GWは家庭菜園を始めるのにおすすめの時期!暖かくなり、日差しもたっぷり届くようになるこの時期は、約1ヵ月程で収穫できるようになり、夏まで長い間楽しむことができる品目が多くあります。
今回は、庭などの広いスペースがなくても、ベランダに置けるプランター栽培できる野菜をご紹介します。
1.ミニトマト
家庭菜園の定番「ミニトマト」。小学校の授業で栽培することもありますよね。
ミニトマトは苗から栽培します。成長も早くグングン伸びるので、伸びてきたら支柱に絡ませるように巻き付けていくと、省スペースでもたくさん収穫することができますよ。
2週間ほどで黄色の小さくてかわいい花をつけます。青い未熟な実も1日もすればで赤くなり、食べても食べても獲れるので、毎日ミニトマトを食べる我が家でも、夏はミニトマトを買う必要がなくなります!
わき芽を切って、水に差しておけばまた根が出てくるので、これを苗にしてさらに栽培することもできますよ。プランターを何個か置くスペースがあれば、エンドレスで栽培できますのでわき芽苗にチャレンジするのもおすすめです。
2.なす
なすも苗からの栽培がおすすめです。なすは接木栽培をするのが主流で、そうすることでより病気になりにくく、育てやすくなります。売られている苗は接木苗なので、そのまま土に植えればOK。
1週間もすれば葉がみるみる大きくなり、横に広がってきますので、奥行きに余裕をもたせてあると良いでしょう。
なすは、紫色のきれいな花を咲かせます。実は熟してからあの紫色になるのではなく、小さい実の時からなすの姿をしています。大きくなりすぎると、皮が硬くなり種の食感が気になるようになってしまいますので、やや小ぶりかな?と思うところで収穫をしましょう。
3.リーフレタス
リーフレタスは種から栽培します。緑色のグリーンリーフ以外にも、葉先が紫色のサニーレタスもあります。1つの種から芽が出て、それが1株のレタスになるので、驚きの収穫量になりますよ!
土に種をまいたら、2~3日で芽(双葉)が出てきます。そこから1週間ほどで、もう見た目はレタスの葉の状態に育ってきます。あっという間にびっしりになるので、間引きをして大きく育つように間隔をあけてあげます。
間引いたものは“間引き菜”として食べましょう。
アブラムシがつきやすいので、野菜用の防虫剤(お酢由来のもの)などを使うのがおすすめです。
レタスもトマト同様に、どんどん育ちますので夏場はレタスを買わなくても大丈夫です!
4.大葉
大葉も種から栽培します。種を1晩水に浸けて発芽を促進してから土にまきます。(種苗メーカーによっては異なる場合もあるので、購入したものをご確認ください。)
2~3日で芽(双葉)が出てきます。そこから1週間ほどで、本葉が出てきて指で軽くさわると、もうちゃんと大葉の爽やかな香りがします。
さらに2週間ほどで、ギザギザした大葉の形になってくればもう収穫ができます。
大葉は葉の根元を園芸用ハサミで切って、必要な枚数だけを収穫します。葉の裏側に香りが閉じ込められているので、葉はなるべく触らずに優しく取り扱いましょう。
大葉などの薬味は買うと使い切れなかったり、香りが抜けてしまったりするので、必要な分を獲れたてで使えるのはうれしいですよね。
プランター栽培で手軽に楽しもう
今回ご紹介したような根を深くはらない果菜類や葉菜類が、プランター栽培に適している野菜です。春~夏にかけては、気候も良く初心者の方でも失敗しにくいため、家庭菜園を始めるのにはおすすめの時期です。
自分で育てた野菜が収穫できると達成感もありますし、多少不格好でもこれもまたご愛嬌。獲れたての野菜は味や香りが格別ですので、野菜のおいしさを再認識できることでしょう。
最近では、ホームセンターだけでなく100円ショップでも野菜の苗や種が手に入ることもあります。ぜひ今年はGWに家庭菜園を始めてみてはいかがでしょうか。
◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ)
野菜ソムリエプロ&管理栄養士。男の子(1歳)のママ。子育てをしながら、野菜・果物を“おいしく食べて” “キレイに健康”になるレシピや保存のコツを紹介しています。