狭いのはもう嫌!?部屋を広く見せるための3つのコツ

2020/10/13
  • ナレーター/整理収納アドバイザー。「スッキリ暮らす!」をテーマに、片づけ方や生活スタイルを発信。もっと見る>>

整理収納アドバイザーのスッキリあやかさんです。
片づけが苦手だった頃の私は、長い間「もっと広い部屋に住みたい!」と思っていました。
でも、引っ越しなんて気軽にできるものではありませんよね。
そこで今回は、我が家も実践した、部屋を広く見せるためのコツを3つご紹介します。

収納家具は増やさず減らす

「片づけたいけれど収納場所がない!」となると一番にしがちなことが、収納家具の購入ではないでしょうか。
しかし収納家具を増やすということは、床の見える面積が減っていくということ。
もし現時点で、なんだか部屋が狭いなぁと感じているようであれば、収納家具の購入は考え直した方が良いかもしれません。

逆に収納家具を減らせば、その分床の見える面積が広がっていきます。
クローゼットや押し入れ、納戸、床下・階段下収納など「家に元々ある収納」に収まる量を目標に持ちモノを絞りこんでいくと、収納家具も一緒に減らすことができますよ。
カラーボックスやスチールラックなどは、クローゼットや押し入れの中に入れ、棚板や仕切りの代わりとして使用するのがおすすめです。

目線より上にモノを置かない

普段使っているソファーや椅子に腰かけた時に、目線より上の空間を空けておくと、部屋が広く感じやすくなります。
つまり、家具はできるだけ目線より下に配置し、棚の上などにモノを置かないようにするということ。
逆に、高さのある家具を狭い部屋に置くと、圧迫感が出てしまうので要注意です。

我が家の場合は、3段積み重ねていたキューブ型のボックスを2段に減らし、スチールラックの上段をあえて空けるなどの工夫をしました。
植物や写真を飾りたい場合は、詰めすぎないよう間隔を空けると良いと思います。

目に入る文字や色の数を減らす

ぎっしりと本が並んでいる本棚や、いろんな色の小物が入っているオープン棚を、視界に入りやすい場所に配置すると、ごちゃごちゃした印象を与えがち。
飾っておきたいモノ以外は、できるだけ扉付きの棚や引き出しの中に収納場所を作り、オープン棚には目隠しカーテンを取り付けるなどの工夫をすると、スッキリした印象になりますよ。

ただし、目隠しカーテンを付けるからといって、棚の中のモノが取り出しにくい状態で詰め込まれていたら、部屋が散らかる原因となります。
目隠しカーテンは、あくまでも部屋のインテリアに統一感を出すためのもの。中身のごちゃごちゃをごまかすための手法ではありませんので、注意してください。

また、扉の内側に収納場所を作るのは、掃除がしやすくなるという点でもおすすめです。

今回は、部屋を広く見せるためのコツを3つご紹介しました。
狭い部屋でも、持ちモノを厳選してほんの少し工夫を加えるだけで、空間を広く感じることができますよ!




◆記事を書いたのは…スッキリあやかさん
汚部屋を卒業した整理収納アドバイザー/夫と二人暮らしの30代。楽して『スッキリ暮らす!』をテーマに、片づけやお掃除・生活スタイルについて、ご紹介しています。

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