クローゼットをシンプルに!洋服の数を減らして良かったこと3選

2020/10/26
  • ナレーター/整理収納アドバイザー。「スッキリ暮らす!」をテーマに、片づけ方や生活スタイルを発信。もっと見る>>

汚部屋を卒業した整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターのスッキリあやかさんです。

以前は「使えるかもしれないからとりあえず買っておこう」という考えで、沢山のモノを所有していました。特に洋服に関しては、着まわせそうな服、セールになっていた服、親や友達が選んでくれた服でクローゼットがパンパン。果たして本当に着ているかどうかも、自分が気に入っているかどうかも分からない状態でした。

そこで私は、洋服を季節ごとに分け、それぞれ「1週間旅行するのに必要な分だけ残す」と決めて整理してみました。今回は、洋服の数を減らして良かったことを3つご紹介します。

衣替えの必要がなくなった

季節の変わり目になると、いつ衣替えを行うべきか迷いませんか?

基本的に面倒くさがりな私にとって、衣替えは嫌いな家事の一つでした。タイミングも難しいし、油断していると急に気温が変わって、朝の支度で慌てることも…。

洋服を減らして良かったことの1つ目は、衣替えの必要がなくなったことです。急に気温が上がったり下がったりしても、オールシーズンの服がいつでも取り出せる状態になっていれば、困ることはありません。

コート・スーツ・お出かけ用のワンピースなど、シワになってほしくない服はハンガーにかけ、その他の服や下着は全て同じシリーズの引き出しに収納。フタ付きの衣装ケースや衣類圧縮袋を全て撤去したことで、洋服が取り出しやすくしまいやすいクローゼットになりました。

洋服を大切に扱うようになった

以前は、私服をクリーニングに出すなんてお金がもったいないし面倒!と思っていた私ですが、こうして厳選してみると、不思議と洋服を大切に扱うようになりました。

クリーニングに出すことはもちろん、裾のほつれを直したり、ボタンを付け替えたり…。沢山の洋服を相手にしていた時は、大変・面倒だと思っていたメンテナンス作業が、少しラクにできるようになったのです。

そうすると、「気に入っているのにボタンが取れかかっているから着られない」とか「汚れているのに気に入っているから捨てられない」というような矛盾がなくなりました。

買い物の仕方が変わった

1週間レギュラーに選ばれるかどうかじっくり検討するようになったので、流行の服、親や友達・店員さんに勧められた服ではなく、自分が本当に気に入った服しか買わなくなりました。

また、これは洋服に限ったことではありませんが、汚れたり破れたりしていなくても、飽きることってありますよね。モノの数が少ないと出番が多くなりますので、例え飽きてしまっても「何度も着た」という満足感から、感謝の気持ちを込めて手放すことができるようになりました。

例えば、3年間で6着の服を買うとします。1年目に一気に6着購入するのと、毎年2着ずつ購入するのとでは、支払う金額は同じですよね。

以前の私の場合、1年目に一気に6着買ったとしても、2年目3年目になると半分くらいは飽きてしまって、新しい服が欲しくなっていました。
いまは一気に買うのではなく、少ない服をヘビーローテーションで着倒し、着たい気持ちがなくなったら心地よく手放して、新しい洋服を購入するようにしています。

洋服がなかなか手放せないという方は多いかと思いますが、だからこそ一度整理して、"所有する数" を減らすことから始めてみませんか?




◆記事を書いたのは…スッキリあやかさん
汚部屋を卒業した整理収納アドバイザー/夫と二人暮らしの30代。楽して『スッキリ暮らす!』をテーマに、片づけやお掃除・生活スタイルについて、ご紹介しています。

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