家事をもっと楽に!掃除のハードルを下げる3つの方法

2020/10/03
  • ナレーター/整理収納アドバイザー。「スッキリ暮らす!」をテーマに、片づけ方や生活スタイルを発信。もっと見る>>

私は小学生の頃から、掃除の時間が嫌いでした。
あの真っ黒な雑巾と埃だらけのほうきには、いまでも触れたくありません。
しかし心地よく暮らすためには、どうしても掃除は必須ですよね。
そこで今回は、掃除が嫌いだった理由と、それを克服するために私が実践した方法を3つご紹介します。

全てのモノを扉の内側に収納する

掃除が嫌いだった一つ目の理由は、いちいちモノを動かさなくてはならないから。
床や棚、机の上などにモノがあると、それらを動かしながら掃除をする必要があり、とても面倒に感じてしまいます。
例えば、キッチンの調味料を、カウンターやコンロの前など見える場所に並べている方も多いかと思いますが、掃除をするときに一度撤去しなければならないとなると、億劫になりませんか?

そこで私は、モノを動かさなくてもすいすい掃除ができるよう、全てのモノを扉付きの棚や引き出しの中に収納することにしました。
料理中は出しっぱなしにしている調味料も、料理が終わったら扉の内側に収納できるようにすると、掃除が随分楽になりますよ。

雑巾は使い捨てにする

1枚のバスタオルを小さく切り分けて16枚の雑巾に

二つ目の理由は、汚れた雑巾を洗うのが嫌だから。
掃除嫌いは、少々潔癖な部分があるからこそなのです。

そこで、汚れた雑巾を洗わなくて済むよう、雑巾を全て使い捨てにしました。
古くなったタオルを小さく切り刻んで紙袋にストックしておき、全ての面を一度使ったら、そのままゴミ袋に入れています。
その他にも、フロアワイパーのシートやキッチンペーパーを使用することで、拭き掃除のハードルがぐんと下がりました。

使い捨てなんてもったいないと思われるかもしれませんが、嫌だなと思い続けて掃除を後回しにしていると、後々大変なことになってしまうのです。
実はそれが、三つ目の理由に繋がります。

汚れを溜め込まない

三つ目の理由は、汚れがなかなか落ちないから。
しかし、引っ越しをしてハウスクリーニング直後の部屋を掃除した時、落ちにくいのは積もり積もった汚れだからだということに気が付いたのです。
汚れがこびりついていないうちは、さっと拭けば意外と簡単に落ちるものなんですよね。

そこで、完璧を求めようとするのではなく、今日汚れた分だけ・今週汚れた分だけ落ちればOKとすることで、気持ちが少し楽になりました。
エアコンなど、こまめに掃除をするのが大変な場所は、自分で掃除すること自体を諦めて業者さんにお願いすることにしています。

今回は、掃除のハードルを下げるために私が実践した3つの方法をご紹介しました。
苦手なことこそ、頑張らないでラクする方法を考えてみませんか?




◆記事を書いたのは…スッキリあやかさん
汚部屋を卒業した整理収納アドバイザー/夫と二人暮らしの30代。楽して『スッキリ暮らす!』をテーマに、片づけやお掃除・生活スタイルについて、ご紹介しています。

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