やめたらお金が貯まる!片付けられない女のNG行動7選

2020/11/13
  • 大好きなおうちで家族と快適に過ごす方法を日々模索する整理収納アドバイザー。小学5年生と1年生の母。 もっと見る>>

整理収納アドバイザー、サンキュ!STYLEライターのたけうちゆうこです。

とりあえず片付けたけどすぐに散らかる。家族の誰も片付けをしてくれなくてイライラギスギス。探し物ばかりしている。見つからないからもう一つ仕方なく買う。忘れた頃に出てくる。そんな片付けられない女の代表でした。

わたしが片付けられなかった時代にやっていたNG行動はたくさんありますが、今日はその中から7つご紹介します。

1、収納用品を先に揃えること

インターネットや雑誌には、お片付けの情報にあふれていますよね。
無印やニトリ、100均などの商品の口コミ、インスタグラマーの素敵なおうちで○○をこんな風に使っています、など見ると同じモノをつい揃えてしまいたくなります。

わたしもそうやって収納グッズを揃えるところから始めていました。
特にダイソーやセリアなどの100均は安いので、まとめて購入していました。家に帰って収納してみると収納場所とのサイズが合わなかったり、イメージと違っていたり、使わなくなることも多かったです。

今は情報に流されることなく、購入する前に何を収納したいのか、サイズはどうかなど事前によく考えてから購入するようになりました。

2、買い物をして満足してしまうこと

おうちにタグや値札の付いたままの洋服や雑貨類はありませんか?
ショップの紙袋に入ったまま忘れられていませんか?

次のシーズンになったら使おうと思って購入したものの、結局しまいこんで忘れてしまった。
買ったときは欲しくて買ったけど、家で冷静に見たらそんなに魅力的ではなかった。。。

これも過去のわたしです。いつか使うかもという理由で買って使わずじまいでたくさんのお金を無駄にしてきました。
それからはすぐに使いたいと思う時に購入するようにしています。

3、とりあえずボックスを増やすこと

片付けられなかった時代にわたしがたくさん持っていた「とりあえずボックス」
これは、片付ける時に戻す場所が分からないモノ、捨てるか捨てないかの判断を後回しにしたいモノなどをいれていました。

「とりあえずボックス」に放りこめばぱっと見、部屋はキレイな状態に見えるので便利に使っていました。しかし!!!!これはあくまでも対処療法で、根本的なお片付けではなかったと後から気付いたのです。
当時可愛いカゴや収納ボックスをお店やネットで見ては購入。「とりあえずボックス」にいくらお金を費やしたのか考えるとゾッとします。

4、階段や廊下を荷物置き場にしてしまうこと

階段や廊下って、リビングや居室にいると見えない場所ですよね。
ダンボールに入ったままのストック類や、本棚からあふれた本などの置き場所になっていませんか?リビングや居室から見えないことをいいことに荷物が置きっぱなしにしても後回しにしがちな場所です。
本来階段や廊下は人が歩くスペース。ダンボールに入れたまま廊下に出しっぱなしになるほどのストック類は持たず、収納スペースに収まるだけと決めました。

5、デッドスペースを活用しすぎること

食器棚の空いているところ、家具と壁とのすき間など、収納グッズを駆使して収納場所を増やそうとあの頃のわたしはいつも頑張っていました。それに伴い収納の便利グッズをたくさん購入していました。
収納スペースを増やすことより、まずは持ち物を確認し、適切な量に減らすことがまず第一です。

6、モノの置き場所を把握している人が自分だけ

どこに何があるのかを把握しているのが自分だけだと子供や夫に
「あれどこ?」「○○がないんだけど!」と言われます。
自分が何かしている時に声を掛けられて中断して、説明したけど分かってもらえなくて。結局自分が取りに行って・・・。めんどくさいですよね。
しかも使った後に元にも戻してもらえず、そこらへんにぽーい!イラっとの連続です。
またどこに何があるのか分からなくなって新しいモノを買って…の無限ループ。
そんな時はモノの住所をラベリングして、家族にも場所を覚えてもらい、元に戻せるようにしてもらってます。

7、片付けられない自分を責めてしまうこと

日本にはまだまだ「女性は家の事をできて当然」「片付けられないのは主婦として失格」というような古い価値観も残っていますよね。わたしもそんな古い価値観にしばられ、片付けができない自分をダメな主婦だといつも責めていました。

でもよく考えてみたら、片付けってできなくて当然なんです。
やり方を誰かに教えてもらいましたか?学校の授業にお片付けなんてなかったですよね。
だからお片付けができないという理由で自分を責めていたら今すぐやめてほしいです。正しいやり方を覚えて経験を積めば誰でもできるようになるとわたしは思っています。
そしてママが片付け苦手でも、パパが得意な場合もあるし、家族はチームなので力を合わせてやっていけばいいんです。
自分を責めるのをやめることで家族にも優しく接することができるようになり、ママの笑顔が増えます。家族の笑顔も増えます。家族の笑顔はお金で買えない大切なモノですよね。

最後に

以上の7つをやめたことで、収納用品や収納グッズに使っていたお金、探し物が見つからなくて困ってまた使っていたお金、衝動買いの服や靴、しまい込んでしまったセール品などに使っていたお金、大量のストック類やとりあえずボックスに使っていたお金を節約できるようになりました。
片付けは確実にお金の節約につながります。
そして何より、家族が笑顔で過ごせる暮らしに変化していきます。ぜひ気軽にやめられるものからやめてみてはいかがでしょうか?

◆この記事を書いたのは…たけうちゆうこ
整理収納アドバイザーで小4娘と年長息子の母。
ズボラでめんどくさがりでも、大好きなおうちで大好きな家族と快適にここちよく暮らせる方法を模索中。

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