吊るす収納の基本!片付けのプロが愛用中のフックと使用実例5選

2021/02/02
  • 大好きなおうちで家族と快適に過ごす方法を日々模索する整理収納アドバイザー。小学5年生と1年生の母。 もっと見る>>

ズボラな整理収納アドバイザー、サンキュ!STYLEライターのたけうちゆうこです。

お片付けが苦手な方、そしてズボラですと自負している方におすすめの収納方法、それは「吊るす収納」です。
もちろん我が家でも至るところで吊るす収納を採用しています。

「吊るす収納」は便利な反面気をつけなければならないこともあります。今回は「吊るす収納」について我が家の実例も交えながら、詳しく説明していきたいと思います。

1、お風呂

お風呂は吊るす収納が適しています。

床にシャンプーやボディソープなどのボトルがついてしまうと掃除をする時にいちいち移動しなければなりません。ズボラさんにはハードルが高いですよね。またボトルを直置きしてしまうと接地面がどうしてもヌルヌルしてしまいます。これもまた掃除をあとまわしにしてしまう原因の一つです。
吊るしてしまえば、掃除もラクにできて衛生的に保つことができます。
せっけんを吊るしているのは無印良品の泡立てネットです。このまま体も洗えるのでとても便利です。
子供たちはお風呂で上履きを洗うので、ウタマロせっけんも無印良品の泡立てネットに入れて吊るしています。

2、掃除道具

掃除道具を手に取りやすいところに吊るしておくことで、お掃除を気軽にできるようになりました。
掃除機は納戸の中に入れず、我が家では掃除機はキッチン横の脱衣スペースに吊るして収納しています。汚れが気になったらサッと取り出してそのまま掃除に取り掛かれます。

掃除機を吊るしているのは無印良品の壁につけられるフック。インテリアになじむのでとても気に入っています。

3、洗面所

歯ブラシを鏡の裏側に吊るして収納しています。水切れもよく下がヌルヌルしてしまうことはありません。またコップやゴミ箱も吊るして収納しています。掃除をする時に持ち上げなくてもいいので、洗面所の掃除がラクになりました。

コップを吊るすのに使っているのはセリアのストッパー付きのS字フックです。雑に扱ってもフックは落ちません。

4、ピアノ周り

小4の娘がピアノを習っていて、そのレッスンバッグをピアノのすぐそばに掛けています。
しまう場所が決まっているので、レッスンバッグが迷子になることもなく、そこらへんにポイッと放置されることもありません。

5、玄関周り

玄関の扉にはフック付きのマグネットを取り付けて年長の息子の幼稚園のブレザーとジャンパーを掛けました。自分で着たりしまったりできています。ハンガーに掛けるのは難しいのですが、フックに掛けるだけなので子供でも簡単です。
子供が自分でできることを増やすと、親はラク。子供もうれしいみたいです。見た目は少し気にはなりますが、今だけと割り切っています。

吊るす収納をする上で重要なこと

吊るす収納をする上で重要なことはなんだと思いますか?
それは「1つのフックに対して1つのモノだけを掛ける」ということです。
今までのわたしは1つのフックに掛けられるだけ掛けるということをしていました。そのためパッと見ただけでは何が掛かっているのか分からずに、探し物をしたり、下に掛かっているモノをサッと取り出せなかったりしました。

吊るす収納のメリットは以下の2つです。
・パッと見て分かりやすい
・サッと取り出しやすい

そのため1フック1アイテムを守ることをおすすめします。

ズボラさんに向いていない吊るす収納は?

ズボラさんに向いていない吊るす収納、それはキッチンツールです。
コンロやIHのそばにお気に入りのキッチンツールをずらりと吊るして、料理をしながらサッと手に取る。動線もよく、理にかなった収納方法だと思います。

しかし、コンロやIH周りは油が飛び跳ねやすい場所です。使用頻度の低いキッチンツールはいつの間にか油でべたべたになってしまいます。壁のお掃除をする時も、キッチンツールを移動しなければなりません。

ズボラさんにおすすめのキッチンツールの収納は「吊るす」ではなく「しまう」です。
どうしても吊るしたいというズボラさんには厳選したモノを3~4点程度までに絞るのがよさそうです。

最後に

吊るす収納はとても簡単で取り入れやすいので、気になった場所があればぜひマネしてみてくださいね。

◆この記事を書いたのは…たけうちゆうこ
整理収納アドバイザーで小4娘と年長息子の母。
ズボラでめんどくさがりでも、大好きなおうちで大好きな家族と快適にここちよく暮らせる方法を模索中。

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