クローゼット整理が苦手でも大丈夫!迷わず手放せるプロ直伝の技
整理収納アドバイザー、サンキュ!STYLEライターのたけうちゆうこです。
お片付けをしよう!と思い立ってまずやることはいるモノといらないモノを仕分ける作業。そんな中で捨てようか、それとも残そうか迷うモノって必ずありますよね。
時がたつにつれてモノが増えていくのは当たり前のこと。そこで不要なモノは家の外へ出さなければいけません。かといって勢いで捨ててしまって後悔、なんてこともよく聞く話です。とりあえず残そう、と思って全く片付かないのも困ります。その悩んだ時の対処法について今回はご紹介いたします。
1、服
服は、悩んだ時はまず着てみたり、身につけてみましょう。そして姿見の前に立ってみることです。数年間タンスの肥やしになっていた服は、改めて着てみると似合わないことも結構あります。服のサイズも変化していて着心地が悪くなっていることも。
その際に、処分するにはもったいないから部屋着にしてしまおうというのはあまりおすすめできません。潔く手放して、部屋着は部屋着でお気に入りのモノを別で用意すると家にいる時間がもっと楽しくなるはずです。
2、靴
また靴は履いていて痛い、歩きにくいなど弊害がある場合は手放した方がいいかもしれません。痛かったり、歩きにくい靴は自然と使わなくなるのでキレイな状態で保管されていることが多いかもしれませんが、今後も履く予定がないのであれば処分することをおすすめします。そんなわたしも、先日出先で靴を購入しました。試着した時は大丈夫だと思ったけれど長時間履いていると足が痛くなってしまい、結局手放すことになりました。
キレイな状態の靴を手放すことはとても心苦しい気持ちもありますが、履いていてストレスになるのでは本末転倒です。
また下駄箱の広さは限られているので、下駄箱に入る量だけを残す方法もあります。
3、バッグ
バッグは皆さんどれくらいの数を持っていますか?パッと思い出して正しく答えられますか?
バッグはその時の洋服や季節、出かける目的によっても変わってくるものです。しかし、たくさん持っていてもクローゼットの奥で忘れ去られているモノはありませんか?
ブランドのバッグを学生の時アルバイトして背伸びして買ってみた、当時の彼氏にプレゼントしてもらった、など思い出もあるかもしれません。
しかし、この1年間の間で使わなかったバッグは使わなかった理由が必ずあります。その理由はバッグ自体が重い、仕切りがなくて中がグチャグチャになりやすい、デザインが古くて今持っている服に合わないなど。その理由と丁寧に向き合ってみることが大切です。
それでもまだ悩む時はどうしたらいいか
保留ボックスを使用
捨てること、手放すことにどうしても躊躇してしまう、捨てた方がいいのは分かっているけど迷いがある、そんな気持ちがある場合は無理に手放す必要はありません。
なぜかというと捨てて後悔することもあるからです。モノを手放す時は自分で納得して決める、これが重要なこと。
その際に役に立つのが「保留ボックス」です。もう使わない、捨てるか迷っているモノを入れておく箱です。
迷うモノをまずその箱に入れます。そして半年後の日付を大きく書いて保管しておきます。
半年後にそれを開けてみて、すっかり忘れていたものであれば気分よく手放すことができるでしょう。我が家では保留ボックスは脱衣所の棚の高いところに収納しています。
期限は半年後ではなく、1年後や3ヶ月後など自身のタイミングで決めて大丈夫ですよ。
最後に
モノは管理できる収納スペースと管理できる人がいれば持っていても問題は全くありません。しかし現代の世の中広いおうちばかりでもありません。わたしのようにズボラな主婦の方もたくさんいます。しかし、簡単にモノを捨てられないという人もたくさんいるのも現実。
保留ボックスは服やバッグだけではなく、趣味の小物や子供のプリント類、本や雑誌など、どんなモノにも応用可能です。今は捨てられない、気持ちの整理がつかないなどのモノを一時的に保管しておくと便利です。
意外とその時期に見直すと、「あぁ、こんなもの入れてたっけな」「やっぱりもう使わないか」そんな風に思えるようになります。「やっぱりこれは大事!」と思えるのはごくわずか。不要になったモノたちを感謝の気持ちで手放せますよ。ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。