片付け上手な子に育てるには?今日からできる簡単声掛け3パターン

2020/11/27
  • 大好きなおうちで家族と快適に過ごす方法を日々模索する整理収納アドバイザー。小学5年生と1年生の母。 もっと見る>>

整理収納アドバイザー、サンキュ!STYLEライターのたけうちゆうこです。

お片付けは生きている限りずっと付き合っていく必要があります。イヤイヤやるよりは、楽しみながらできたらいいですよね。
そんなお片付けをどうやって子供に伝えていくのか、整理収納アドバイザーであり、2児の母でもあるわたしもまだまだ模索段階。我が家の子供たちはお片付けが得意、大好きとは言いきれませんがお片付けの大切さについては理解していると思います。

そんな我が家で、わたしがふだんから子供たちにしている3つの声掛けをご紹介します。

1、片付いているとスッキリして気持ちがいいね!

部屋を片付ける事がめんどくさい、後回しにしたいと思うのは、片付けが大変で、つらい、つまらないことだと考えるからではないでしょうか?
片付けることは目的ではありません。片付いた部屋で何をするのかということが重要です。
片付けの先にある「やりたい事」を明確にしましょう。

小4の娘は最近YouTubeを観ながらリビングでダンスの練習をしています。
広いスペースを確保するためにリビングをサッと片付けて練習を楽しんでいるようです。

2、次に使う時のために片付けようね!

片付けをきちんとしておけば次に使う時に困ることはありません。使っても元の場所に戻さなかったり、なんとなく適当にポイッと置いてしまうと、次に使う時に探す手間が増えてしまいますよね。
年長の息子はお絵かきや工作が大好きです。色えんぴつやハサミやノリなどを使い終わったら、「次に使う時のことを考えて元に戻そう」と伝えています。
そのためにしまいやすさも重視した収納にしています。

お片付けは次に使う自分のため、そして次に使う家族や誰かのため。そんな風に考えると前向きに取り組めます。

3、ありがとう

やっぱり感謝の言葉は気持ちがいいものです。戻してくれてありがとう、しまってくれてありがとう、片付けてくれてありがとう。
子供が片付けるところを見たらすかさず伝えてみましょう。

「○○ちゃんがキレイに片付けてくれたおかげで部屋がスッキリしたね。気持ちがいいな、ありがとう!」
「○○くんがこの間ハサミを使った後に戻しておいてくれたから、ママが使う時すぐにみつけられたよ、ありがとう。」
などと合わせ技で具体的に伝えるのも効果的です。

ありがとうと言われてうれしくない人はいませんね。
そして言う方も気分がよくなることは間違いなし。ぜひ試していただきたいです。

最後に・・・

数年前のわたしは
「片付けなさーい!」と鬼の形相でどなる。
「もう!!!」とイライラしながら一人で黙々と片付ける。
散らかった家で暮らしている間は、親子ともに毎日ぐったり。
しかし、自分の意識と子供たちへの声掛けを変えただけで親子で気持ちよく過ごす時間が増えました。
お片付けの知恵は親から子への一生もののプレゼント。これからも試行錯誤しながら、子供たちに丁寧に伝えていけたらいいなと思ってます。

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