薬膳コーディネーターが教える!残暑を健やかに乗り切る過ごし方!
こんにちは!STYLEライターJUMIJUMIです。
9月に入り、特に朝晩は少しずつ秋の空気を感じるようになってきましたね。
ですが日中はまだまだ暑い・・・台風も発生しているため湿度もまた上がってきました。
本日は薬膳コーディネーターとして、
残暑を健やかに乗り切るための過ごし方をご提案します。
秋に向けて体内の冷えと水分を出しておきましょう!
暑いとついつい冷たい物をガブガブと飲んでしまいますね。
アイスやカキ氷などのおやつにも惹かれてしまいます。
しかし冷たい物を摂りすぎると体内が冷えて内臓の動きが悪くなります。
更に冷房で外からも体を冷やすので、水分代謝が下がります。
そうすると水が溜まりやすくなり、浮腫みやお腹の冷えなどにつながるのです。
体内に余計な水分が溜まったまま涼しい秋を迎えると、水分の排出がもっと難しくなります。
上手に水分を排出するには、しっかり汗をかく習慣をつけること!
動いても汗が出にくい方は30分ぐらい足湯をするのもオススメです。
そしてキンキンに冷えた物は控えて、できるだけ常温の飲み物などに代えましょう。
飲むだけじゃない、水分補給の仕方!
暑いので熱中症対策の意味でも水分補給は欠かしてはいけません。
余計な水分は排出し、新たにきれいな水分を補給する。
水分が体内に溜まらずにグルグルと巡っている状態がベストです。
ただ先ほども述べたように「水分補給=冷たい物をガブガブ飲む」ことではありません。
特に飲んでも飲んでも渇きが治まらない時は水分の摂り方を変えましょう。
薬膳では食材のもつ作用を活かして体調管理に役立てるのですが、
体内に潤いを与えてくれる食材があります。
その食材というのがトマト・きゅうり・オクラ・レモン・豚肉・はちみつなどです。
飲んでも渇きが気になる時は体内から潤いを与えることが必要かもしれません。
このような食材を意識的に取り入れてみてください。
体を冷やすのではなく「熱を取る」!
暑いと「体を冷やそう」と考えてしまいがちですが、
やはり先ほども述べたように大切なのは体を冷やすことではありません。
体を冷やすのではなく、体の余計な熱を取り除くことで暑さ(熱さ)を緩和できます。
体の余計な熱を取り除く作用のことを清熱作用といいます。
清熱作用がある食材にはトマト・きゅうり・もやし・ズッキーニなどがあります。
できれば生のままでなく、トマトやきゅうりも火を通して食べるのがオススメです。
薬膳は食事だけでなく、季節に合わせた過ごし方も非常に大事に考えます。
季節の変わり目は体調を崩しやすいという方も多いと思いますので、
次の季節に向けた準備として今の自分の体調や過ごし方を見つめてみてください。
残暑が落ち着くまであともう少し!
暑さに負けずに元気に秋を迎えましょう!
◆この記事を書いたのは・・・JUMIJUMI(じゅみじゅみ)
薬膳コーディネーター。障害のある娘の体調管理に役立てるため資格を取りました。
ご家庭で簡単に取り入れられる薬膳料理やライフスタイルを提案。
好きなことはK-POPや韓国ドラマ、ラタンハンドクラフト。