2021年、私は雇われることを辞めました。

皆さん、こんにちは！
STYLEライターJUMIJUMIです。
普段書いている韓国ドラマ記事から離れて、
今回は私の生活の変化について書いてみます。
昨年末、約2年半勤めたパートを退職しました。
ですが『パート主婦から専業主婦に戻った』のとは少し違い、『雇われない』という選択をしたのです。

世界が変わった、私も変わろう。

私は個人経営の小さな飲食店で働いていました。
美容や健康管理に役立つような
野菜中心の薬膳料理を提供しているお店です。
もともと薬膳に興味があり勉強していた私にとっては、働きながら学ぶことができるこれ以上ない環境でした。

しかし新型コロナウィルスの影響は大きく。
最初の緊急事態宣言が出た時には
約2ヶ月間の休業を余儀なくされました。
その後も時短営業や店内のコロナ対策に追われ、
テイクアウトの強化やキャンペーンの実施など、
客足を戻すために悪戦苦闘する日々でした。
変わりゆく世界にまさに翻弄されていました。

また、私にはまだ手のかかる子供がいます。
娘は重度知的障害児で特別支援学校。
息子は幼稚園。
少しの咳や鼻水でも送り出しにくくなった今、
「仕事にいつ穴をあけてしまうかわからない」
という状況が私の大きな精神的プレッシャーになっていました。

そうして私はパートを辞める選択をしました。
外で働く夫や子供たちにもしもの事があった時に
迅速に柔軟に対応ができること。
そしてそのために職場やその仲間に迷惑を掛けないこと。
私にとってはそれが最優先事項だったのです。

ですが単純に専業主婦をするのではなく、
『雇われずに働いてみよう』と決意しました。
世界が変わった今だからこそ、自分も変わろう！
こういう時こそ何かを始めるチャンスなはず！
と思ったのです。

自分の得意は、きっと誰かの不得意だ。

パートを辞めるかどうか悩んでいた時に、
以前どこかで耳にした言葉をふと思い出しました。
『あなたの得意はきっと誰かの不得意で、
その人にとっては新たな扉になるかもしれない』

すごくいい言葉だと思いませんか？
私にはズバ抜けた才能や技術はありませんが、人より少し得意なことならあります。
そして世間には私が得意なことを不得意としている人、「得意になりたい」「知りたい」「欲しい」と思っている人がきっといるはずなのです。
つまりそれこそがビジネスチャンス！！
さらにSNSの発展やオンラインでのやりとりが好まれる今はまさに、誰でもチャレンジできる時ではないかと思います。

私自身も『雇われずに働く』からと言って、フリーランスや起業といった大きな捉え方はしていません。
私が掲げた目標はいたってシンプル。
【得意を活かして家にいながら今までのパート代と同等額稼ぐ】です！

私の得意はこんなこと！

私はまず、ハンドメイド雑貨のネットショップを作りました。
細かい作業やものづくりが昔から大好きで、特にここ最近はラタン雑貨を中心に制作しています。
自分で使うか友達にあげていたものを、初めて販売してみることにしたのです。
今はネットショップも簡単に作れる時代。
ショップの宣伝や集客はInstagramでできます。
少しずつ売れるようになり、今では注文も入るようになりました。
ハンドメイド作品を委託販売してくれるお店にも置かせてもらっています。

もうひとつは冒頭でもお話しましたが、
私は以前から薬膳料理に興味がありました。
「家族の健康管理に役立つかも」と軽い気持ちで始めたのですが、勉強してみると非常に奥が深く。
結局2年かけて勉強し資格を取ることができました。

薬膳は食べ物のもつ力を活かして体調管理に役立てるもの。
これも体調・体質に悩みがある方や薬が苦手な方など、多くの人の助けになる「得意」だと思います。
具体的にはまだ決まっていませんが、今後は薬膳フードデザイナーとしても活動していきたいです。

あなたの得意はどんなこと？

自分の得意を活かして仕事にしている方はたくさんいますよね。
片付けが得意で収納アドバイザーをしたり、ダイエットの成功経験を活かしてアドバイザーをしたり。
私はそういう方を羨ましく思っていました。
漠然と「自分にはできない」と思っていたのです。
でも何事もやってみなければできません。
それに人それぞれの「得意」があって、
その活かし方もそれぞれで良いんだと思います。
短期間でしっかり稼ぐのか？
細く長く無理なく続けるのか？
メディアに出て有名になりたいのか？
目標も人それぞれで良いのです。

実際にやってみると、始めることは決して難しくありませんでした。
あとはそれを継続していくことと
目標を達成するために努力し、試行錯誤するのみ！

さて、皆さんにはどんな「得意」がありますか？？


◆この記事を書いたのは・・JUMIJUMI
薬膳コーディネーター、薬膳フードデザイナー。
障害のある娘の体調管理に役立てるため資格取得。
ご家庭で簡単に取り入れられるような
薬膳料理やライフスタイルを提案。
韓国留学経験を活かし韓国ドラマを解説したり
韓国料理や文化を紹介するのが大好き。
特技はラタンハンドクラフト。