片づけられる子どもに育てるために必要なこと。baby編。

2020/12/04
  • ライフオーガナイザー&2人の子どものママ。片づけ作業は延150回。隠さない収納が得意です。もっと見る>>

こんにちは。

毎日ちょっとずつ片づけて、
自己肯定感をupする

お片づけアドバイザー
サンキュ!STYLEライターkumikoです。

ライフオーガナイザーとして
あちこちのお宅で片づけをアドバイスしております。

お片づけのお悩みで多いのが

「子どものおもちゃが片づかない!」
「子どもが片づけない!」
「子どものおもちゃはいつ処分する?」など

お子様に関わる片づけ。

今日は子ども部屋や子どもスペースの片づけについて
書いていきますね。

赤ちゃんの片づけ。最初から片づけられる子どもはいない。

まずは赤ちゃん〜未就園児くらいの子どもの片づけについて。

このくらいの年齢の子どもは
遊びのルールにのっとって遊ぶことがまだ難しいお年頃です。

「あそびたい」
「おなかがすいた」
「ねむい」の欲求がメインの頃は、

おもちゃ箱からおもちゃを出してくる
   ↓
おもちゃで遊ぶ
   ↓
おもちゃを元の場所にしまう

を徐々に知ってくる頃です。

遊びたいおもちゃをお友達と取り合って泣いたり、

相手の気持ちだとか
周りのことはまだ考えられない状態。

そんな時から
「片づけなさい!」と頭ごなしに言っても
何の効果もありません。

もちろん
「片づけないと捨てちゃうよ!」も無駄です。

本人からしてみれば、
「片づけるってなぁに?」という感じなのですから。

小さなお子様だったら

まずは一緒に片づける。

「ぬいぐるみさんのおうちはここ」
「ブロックはこの箱ね」

というように具体的に指示を出して
できたら褒めてあげる。

そんな感じがちょうどいいかと思います。

赤ちゃんのいるお家の片づけ。

お子さんが小さいうちは、
「あそぶ、かたづける」という意味もわかっていない状態。

このくらいの時期は
お子さんの身の回りの環境を
出来るだけ心地よくしてあげる時期かなと思います。


踏んで危なくないように床に落ちてるものは拾う、とか
程よく好奇心を満たすものに触れて、
埃やゴミがない、清潔な空間を作ること。

そこでの環境を
「当たり前」として赤ちゃんは育っていきます。

物が少ないスッキリとしたお家の子どもは、
広々とした床が「当たり前」と思うし

ずっといろいろな物が溢れているお家は、
床に物が散乱していることが「当たり前」とインプットされます。


物に囲まれて暮らしていると、
物がなくなることに抵抗を感じます。

片づいた状態に「違和感」を感じるようになります。

なので、出来るだけ
赤ちゃんに心地いい暮らしを普段から心がけてくださいね。



100%片づけなくてもいい!?

何もない状態はスッキリと気持ちがいいものですね。
でも、この「おもちゃが出ていない状態」にこだわり過ぎると

赤ちゃんがどんどんいろいろな物を出して遊んでいくことに
大変なストレスを感じます。

「多少物が出ていても大丈夫」
この時期は割り切って

赤ちゃん特有の可愛さを楽しんでくださいね。



次回からは、

少し成長した子どものお片づけについてです。


この記事を書いたのは…kumikoプロフィール

長野県出身。
元片づけられない、うっかりタイプ。
家にいることが好きで、居心地いい家づくりのために
ライフオーガナイザーの資格を取得。

収納の仕組み作りは大好き。
日々のリセットを、「いかに楽に、簡単にやるか」を
考えて仕組み作りをしています。

毎日ちょっとずつ、
人それぞれのやり方に合わせて

片づけのハードルを下げながら
全ての人が片づけを楽しめる、
そんな発信をしていきたいです。



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