片づけられる自分になるためにもう一度考えたいたった一つのこと。

2021/05/11
  • ライフオーガナイザー&2人の子どものママ。片づけ作業は延150回。隠さない収納が得意です。もっと見る>>

こんにちは。

お片づけが苦手でも
「できることから始めよう」
を提案する

ライフオーガナイザー
サンキュ!STYLEライターのkumikoです。

仕事柄
たくさんのお片づけ苦手さんと
毎日お片づけに取り組んでおります。

そこで得た気づきなどから
私が思う「片づけるためにまず理解して欲しいこと」を
今日は書きたいと思いますので
どうぞお付き合いくださいませ。

当たり前だと思われがちだけど、実は……

まず初めに。

この考えは
片づけだけでなく
全てにおいて当てはめることができます。

それは、

物事には「始まり」と「終わり」がある、ということ。

例えば、

料理をするのは苦にならない人は多くても
後片付けは嫌い、という方は多いですよね。

あとは子どもが遊ぶところを見ていても
どんどんどんどんいろんなオモチャを出して
遊んではまた他のオモチャを出して……

気づいたら部屋じゅうオモチャだらけになったりしますよね。


人間、やりたいことをやる時には
どんどんエネルギー使ってやるのですが

使い終わったあとをどうするか?を
考えていないことが多いんですね。


「片づけよう!」と思って
まずはオシャレそうな収納グッズ買っちゃう人。

これも実際は片づけているのではなく
「買い物をする」という始まりの行動なので
ここまでは気軽にしちゃう人は多いのですが

買った段階で気が済んでしまうので
買ったまま放置されてる収納グッズも多々あり
もしくは、箱やカゴばかりが増えて
置く場所がない、なんてことにも。


片づけられるようになるためには
「使ったあとのこと」まで
考えて行動することが大切です。

初めから終わりまでを意識する。

物を借りたら返す、
食べた食器を洗う、
日常で「終わり」を意識するシーンはたくさんあります。

キッチンで料理した後に
洗い物をすることはしても

お部屋の中が片づけられないのは
「生活に終わりがない」と
無意識のうちに思っているのではないでしょうか。

とりあえず
片づいてなくても明日は来るし
いきなり埃で何かあるわけでもないし……

の日々の積み重ねが
「終わり」を意識できなくしているのではないかなと思います。

何かを始める時に「終わった時のこと」をセットで考える。

それでは、「終わり」を意識するためには
どうしたらいいか。

それは日々の暮らしの中で
「使い終わり」を一つ一つ感じていくことから
始めてみてください。


はさみを使う。
→使い終わったら元の場所に戻す。

料理をする。
→食べた食器、調理器具を洗って元に戻す。

洗濯物は
洗う→干す→クローゼットまでがセット。

……などなど
一つ一つの物事の始まりと終わりを
体感していくことが重要です。

当たり前のようですが

使うために出してきて
そのまま忘れてしまうことも多々あること。

なので「使い終わったらどうする?」を
考えていく癖をつけることで

使いっぱなしを少しずつ
減らしていこうということなのです。


片づけ好きさんの思考は。

ちなみに片づけることが好きな人は

「物をしまっていく行動」ではなく
「しまった後のスッキリした部屋」を作るために
行動するのが好きなんだと思うのです。

なので

片づけ好きさんの行動は
「始める」行動に近いんじゃないかなーというのが

元片づけ苦手な私の勝手な見解です(笑)


現在、片づけ苦手さんは

ぜひこの思考も真似してみてください。


この記事を書いたのは…

長野県出身。
元片づけられない、うっかりタイプ。
家にいることが好きで、居心地いい家づくりのために
ライフオーガナイザーの資格を取得。

収納の仕組み作りは大好き。
日々のリセットを、「いかに楽に、簡単にやるか」を
考えて仕組み作りをしています。

毎日ちょっとずつ、
人それぞれのやり方に合わせて

片づけのハードルを下げながら
全ての人が片づけを楽しめる、
そんな発信をしていきたいです。



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