【片づけかたが分からない】片づけ苦手さんが陥りやすい落とし穴。

2021/07/08
  • ライフオーガナイザー&2人の子どものママ。片づけ作業は延150回。隠さない収納が得意です。もっと見る>>

こんにちは。

・見える化
・分かりやすく
・楽しんで

片づけのやり方をお伝えする
ライフオーガナイザー
サンキュ!STYLEライターのkumikoです。

日々、あちこちのお客様のお宅に
サポートに行かせていただいていますが

「片づけが苦手なんです」とおっしゃいつつも
「とても頑張って片づけようとされてるなぁ」と
思うお客様はたくさんいらっしゃいます。

だけどこんなに頑張っているのに
どうしてずっと苦手なままなのか?

今日はそこを
一緒に考えてみましょう。

頑張っても片づかない原因。情報はインスタ、インテリア雑誌など

昔からあるインテリア雑誌、収納本、
最近ではSNSなども片づけの情報は溢れています。

これを書いている私も、
もちろんよく読みますし
instagramも良く見ています。

ただ、ここのやり方を
真似さえすれば片づくかといえば

そうではありません。

雑誌やインスタに載っている家は
間取りや広さなども違います。

「こんな家にしたいなぁ」と
目標にするのはいいけれど

「これと同じものを買えばうちもかたづくはず!」
という考えは少々危険です。

収納用具を買えばスッキリ!?

ありがちなのが
本やネットに載っていた収納用品を
そのまま買い込んで、そっくり真似するパターン。

確かに見た目はキレイですが

ここに落とし穴があります。



収納用品に入らない形状のものはどこにしまう?
見本に載っていないものはどこにしまう?

まるっと真似すると
イレギュラーなことが起きた時に
混乱して、思考がSTOPしてしまうのです。

そしてそのまま
「どこに何をしまうのが正解か分からない」
「私片づけられない」という負のループに陥ってしまいがちなのです。

片づけの基本は、「まず何があるのか確認すること」

そうならないために

一度まず、
片づけたい空間に何があるのかを確認しましょう。

むしろ出しっぱなしになってしまっているものこそ
しょっちゅう使うけどしまう場所がなかったりしませんか?

もしくは
ラベルをしていても
そこに入りきらない量ではありませんか?

入りきらずに適当な場所に入れてしまうと
どんどん乱れてしまいます。

まずは収納用品よりも「モノ」です。

何が、どのくらいあって
どんな頻度で使いたいのか。


たくさん持ちたいのなら
収納も大きく必要ですし

一つ一つのモノは少なくても
似たような仲間と一緒に
同じ場所にしまったりもできます。


そうやって
今まで決めていなかったモノや
新しく入ってきたモノこそ、収納場所を決めてあげましょう。

もし、それでも使いにくいと感じたり
使う頻度が高いのに手の届きにくい場所にしまってある、
などとプチストレスを感じたら、
また見直して収納を変えてもいいと思います。

まとめ。

収納のステップは

○現状把握……今何を持っているかを確認
○よく使うもの、使わないもの、気に入ってるものの優先順位をつける
○動線、目線などを考えた収納の仕組み作り

でした!


3つめでようやく収納用品が出てきます。

順番を間違えずに
スッキリとした収納作りにお役立てくださいね。

この記事を書いたのは…

長野県出身。
元片づけられない、うっかりタイプ。
家にいることが好きで、居心地いい家づくりのために
ライフオーガナイザーの資格を取得。

収納の仕組み作りは大好き。
日々のリセットを、「いかに楽に、簡単にやるか」を
考えて仕組み作りをしています。

毎日ちょっとずつ、
人それぞれのやり方に合わせて

片づけのハードルを下げながら
全ての人が片づけを楽しめる、
そんな発信をしていきたいです。



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