持っているアイテムを厳選して、季節の衣替えを廃止
こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。
季節ごとに行っていた衣替えが実態に合わないことがきっかけ
この家事やめましたシリーズ、今ちょうど時期の衣替えについてです。
服を季節ごとにまとめて、変わり目毎に行う衣替え。
どういう風にまとめて、いつ行うか?
なかなかタイミングが難しいことも多いですよね。
北海道のアウター事情
私は札幌に住んでいます。
北海道は雪が降るので、季節に合わせて用意する服が増えがちです。
衣替えでアウターを出すのはちょうど今時期、秋です。
「秋」と言っても、最初は薄い羽織り物で良いですが、晩秋になるとかなりしっかりしたコートが必要です。
さらに本格的な冬になるとダウンジャケットなどの防寒着になります。
しかも天気や気温によって適した服装がけっこう違います。
前の日は肌寒くてコートが必要だったのに、次の日はカーディガン1枚とか。
なので、衣替えを行ってもまだ早かったり、しまったモノをまた引っ張り出したりしなくてはならないことも多いです。
衣替えはただでさえ面倒なのに・・
一旦しまったモノをまた引っ張りだしたら元に戻すのが面倒になります。
かと言ってそのまま放置すると収納が乱れてしまいます。
気持ちもなんだかザワザワしてストレスになります。
衣替えの廃止
そこで、私は衣替えを行うことをやめました。
全ての衣類の定位置を決めてすぐに出せるようにするためには、たくさんの置き場所が必要です。
しかし、そこで収納道具を増やしてしまうと空間を圧迫してしまうことになります。
となると、アイテムを減らすしかありません。
このあたり、何を優先するかは人それぞれの価値観だと思いますが、私は数を抑える方向を選びました。
数を抑えるために行ったこと
仮に今まで3着あったコートを1着に減らすなら、汎用性が高いことが重要になります。
着回しが利くということですね。
・秋→冬→春と3シーズン着られるかどうか
・オンオフどちらにも利用可能か
・色や形が他のアイテムと相性が良いかどうか
これらに全て当てはまるアイテムで選んでいくと、シンプルな形のコートに行きつきました。
色も白・黒・グレーなどのベーシックカラーばかりになりました。
何を優先するかは人それぞれ
おしゃれを楽しみたい方は、いろいろな種類や素材や色とりどりのアイテムを持ちたいと思います。
であれば、やはり数は増えますので衣替えが必要かもしれません。
問題なのは、「そこにあるから」「持っているから」という理由だけで、あまり深く考えずにやみくもにアイテムを増やして持ち続けてしまうことです。
そして毎回面倒だなと思いながら衣替えを繰り返すのは不毛です。
自分にとって何が優先なのか、それを知った上でどういう持ち方をするのがベストかを決めていくと暮らしやすく楽しくなります。
この記事を書いたのは・・
札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代
子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。